Star Partyではお馴染みのビッグドブソニアンです。24インチ=60cmだそうです。ミラー以外は全て自分で作ったそうです。コストは100万円を少し超えるくらいだったとのことですが、このサイズなら格安でしょう。動きもスムーズです。また駆動装置を組み込んでいるので追尾もできるそうです。
これだけ大きければ自分で車には積めないと思っていたら、そんなことはないそうです。ミラーが一番重たくて35kgあるが、それ以外はバラして積むのでそれほどでもないそうです。いつかこんなサイズのドブを作ってみたいものです。
LUNTの新製品の100mm対空双眼鏡です。アイピースが交換できる上に、目巾調節もスムーズにできます。覗かしてもらいましたが、とてもクリアーに見えます。 夜に見る機会があったらもう一度見たいです。お値段が 30万円弱もするので、仮に日本で販売されるようになっても、どのくらいの人が興味を持つのか疑問です。この種の双眼鏡はMIYAUCHIなどからすでに出ていましたので、LUNTといっても、たぶん中国製だと思うのでもう少し静観しながらその機能を見ていきたいところです。
天文ショップのベンダーテントは2件だけ参加していました。いつもの顔ぶれです。販売していたものは、いつもより初心者受けするもの、アイピースを中心に構成されていました。お客さんは多い感じはありましたが、買う人があまりいなかったみたいです。まぁ、今年は初回だったので、こんなものかもしれませんが、次はまた新たな進化をとげてくるかもしれません。
LUNTの新型Hα太陽望遠鏡です。LS50だったかと思います。驚くことにプレッシャーチューナー仕様です。これで$899です。ダブルの場合はさらに$899が追加されます。画像はダブルスタックになっています。
実際のところ、このLS50には大変興味を持っていて、PSTと大差ない価格でこの仕様だったので、本当に良いものならオーダーするつもりでした。しかし何故かこの鏡筒は最初からダブル仕様に作ってあり、シングルで見たいと言ってもダメでした。 Solar Max IIでもそうですが、私が検品する際にはダブルスタックであっても、必ずシングルでチェックします。シングルの見え方が重要と考えていて、シングルで良く見えないものをダブルにしても劇的に良く見えるようにはならないと考えているからです。故にこのLS50ptもシングルで見たかったのです。
普通はシングルで価格も出して売っていれば、商品に自信があれば、たぶんシングルで見せるはずです。実際にダブルで見たイメージは、PSTのダブルと比較してどうかといった感じです。LS50のダブルだと$1800にもなります。PSTのダブルより大きく値段が上です。正直この価格設定でどれだけ売れるものか疑問に感じました。