おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

星フェスの新規出展社が増えました

2024-09-18 11:00:36 | 八ヶ岳 星と自然のフェスタ in こうみ


本年度の11月開催の星フェスまで2ヶ月を切りましたが、ここにきて新たな出展社が2社増えました。一つは、天文ファンならご存知の「OMデジタルソリューションズ」です。まだ新しい会社ですが、オリンパスの系列会社で、カメラ部門に特化して新たなアストロカメラ「E-M1 MarkIII ASTRO」を新発売したことで、新たに天文の世界へ入ってきました。それにより、天文ファンは元より星空写真のファンにこのカメラの存在を知ってもらうために、星のイベントへで始めたところで、星フェスにも出展したい、とのことで申し込みがありました。これまでは、カメラメーカーは、RICOHイメージングのアストロトレーサーを装備したカメラを販売している同社だけでしたが、OMデジタルソリューションズが加わることで、さらにその選択肢が増えるので、参加者も楽しんでくれると思います。

それから、もう一社の新しい企業は、多分聞いたことの無い会社名ですが、「AIRY DISK」というところで、中国から星フェスへ参加したいとのことで、お受けしました。出展社は、AIRY DISKの商品の日本市場における総代理店だそうで、出展社がこの製品を作っている訳では無いようです。販売自体は11月からを予定しているそうで、それに合わせて日本での広報活動の一環として星フェスへ出展したい、との事で連絡をもらいました。当日は、5名での大人数での参加となりますので、商品なども多数持ってこられると考えています。まだまだ同社のホームページなどを見ても中国語での表記ですので、その情報は伝わりませんが、来月早々にデモ機材をお借りして使ってみようと考えています。その品揃えでも驚いたのは、20cmAPO F7の望遠鏡ですが、一体おいくらになるのか知りたいところです。当日会場へ持ってくるようなことがあれば、星フェスのファンが群がりそうです。



ところで、先日のNikonピラー脚ですが、アクセサリートレイをようやく外して外装をソフトグラインダーで表面を軽く削ってから、次にサンドブラストにて綺麗にしました。表面が腐食しており、相当酷い状態でしたが、アルミ素材の地金のみにまでになりました。ここまでにできれば後はプライマーを塗って本塗りをして焼き付けて仕上がります。内部に敷いてあったラバー素材も綺麗にして最後に貼り付けます。



しかし、問題はピラーパイプですが、完全に錆びついていて、フランジ部分がどうやっても抜けません。仕方ないので、フランジを活かすために、パイプは諦めて新たなパイプに交換します。フランジはパイプをカットしてから工作機械でフランジのみ取り出して、その後にフランジを綺麗に錆を落として残します。新たにフランジパーツを作ることも考えましたが、その方が費用がかかるので、それはしないであるものをできるだけ綺麗にしてから、最後に塗装で仕上げます。その後は、まだ脚部分が残っているので、これは根気よくグラインダーと格闘しながら錆を落としてから、最後のサンドブラストで表面を整えて塗装をして仕上げます。

本来なら、もっと簡単にそれぞれの部品に分解をして塗装と錆を落としてから塗装をして仕上げられるのですが、とにかくこれだけ錆ていると、普通の再塗装の倍以上の手間がかかります。もしご自宅で使わないピラーを雨ざらしにしている方がいたら、物置などに入れて保管してください。或いは使わないのであれば、当店へ売ってください。程度にもよりますが、鉄屑で出されるよりは、良いお値段で引き取ります。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。