昨夜無事に成田空港へ着陸して帰国できました。いつものシンガポール航空SQ11便でしたが、いつもながら快適な空のひとときの旅でした。いつ乗っても驚くのはCAの働きぶりです。離陸してから着陸するまでの間は常に誰かが動き回って忙しそうに働いていることで、飲み物や軽食類を退屈しないように延々と配っています。他の多くの航空会社も利用したことがありますが、これだけのサービスを受けられる航空会社は未だ知りません。日本の航空会社や他のアジア系の航空会社と大きく違うところは、CAサービスのエレガントでスマートなところです。しばらくは日本で大人しくしていますが、次回は南か北へSQ便をまた利用するつもりです。
今回、最終日に泊まっていたのは、Lone Pineでしたが、生憎の天候で夜の撮影はできませんでした。ホテルを出た早朝はこんな天気でしたが、夕方から雲が出てその後は全くダメでした。結局今回3日撮影日があった中で撮れたのは1日だけでした。
2泊滞在したMammoth Lekesのメインの撮影地を山上から撮ったものですが、撮影したところは標高3200メートルの場所です。日本だと北アルプスの穂高岳山頂とほぼ同じ標高です。中央の湖はいつも撮影する場所ですが、今回は徒歩でしか行けなかったので撮影はしていません。
撮影した山の山頂がこの山です。この山頂も含めて周辺はMommothi Lakesの一大スキーリゾート地になっています。
山頂へはゴンドラに乗って上がりますが、まだスキー場がOPENしていたので、多くのスキー客が滑っていました。Mommoth Lakesには何度も来ていましたが、ゴンドラに乗ったのは初めてでした。できればスキーをしたかったのですが、わずか1時間程度お試しでするのにレンタル料も含めて120ドル近くしたので諦めました。見たところ全長で3km以上あるロングコースを楽しめそうな規模でした。次回来るチャンスがあったら5月に来たいものです。ちなみにゴンドラだけの利用だと34ドルです。観光だけで乗っている人がかなりいました。標高3200メートルというと凄いと思うかもしれませんが、乗り場が既に2600メートルを超えているので、ゴンドラでわずか600メートル登るだけです。
Mammoth Lakesは、通年がベストシーズンです。オフシーズンはほとんど無いようですが、強いて言えば雪の降る直前くらいでしょう。ここからあの有名なYosemite NPや私が良く撮影しているMono Lakeも1時間圏内で行けます。日帰りも十分できるので、3ヶ所の観光地を楽しむことができるベストな場所です。Mommoth Lakesは多目的型滞在ができる リゾート地なので、家族でも個人でも楽しめるでしょう。星の撮影だけで滞在する人は注意が必要なのは、Over Night Campがどこも禁止されているので、駐車場で夜間撮影している時にレインジャーなどに質問されたら星の撮影をしているだけということを説明して納得してくれないと高額な罰金刑になることがあります。そこは日本と大きく違うところです。ですから私もこのエリアでは必ずモーテルなどに泊まって撮影しています。
Mammoth Lakesのセンターにある素敵なベーカリーですが、私のお気に入りのお店ですが、朝6時から営業しています。
ここのブレッド類はもちろんですが、チョコレートやスイーツ類、ナッツの入ったキャラメル菓子もあり、来るたびに利用しています。ここのオレンジジュースは、搾りたてのフレッシュジュースですが、味が良くてハマっています。
この店の名物的なお母さんがおりますが、とっても気さくで何を聞いても完璧に教えてくれます。店内にはレストランもあって、慢性的に混み合っています。
ということで、今は成田空港のホテルからブログを書いております。これから成田エクスプレスと新幹線を乗り継いで午後には帰宅します。それからお待たせしている仕事を片付けていきます。お待ちの方々には申し訳ないですが、もう少しお待ちください。
それから、今回の目的のHα太陽望遠鏡類の検品は全て無事に終わっています。Solar Max II 60と90は無事に日本に届いています。今週末以降にご注文の方々へ再度の検品の上でお届けいたします。今回検品した中でSM90のブロッキングフィルターが新品でありながら劣化しているようなものがありましたが、店のスタッフが言うには新品だそうです。結果的にまともなBFに交換して無事に済みました。
いつもの事ではありますが、当店をご利用いただいている方々にはご理解お許しいただいてお休みしておりますが、今回もご理解いただけた事に感謝いたします。
とっても便利なPCケースを愛用しておりますが、今年の3月にシンガポールの空港で買ったもので、LoweProというカメラバックでは有名なメーカー製です。価格は35Sドルほどでしたが、20ドルのバウチャーが無料でもらえたので、実質15ドルで買えました。しかしこのケースが中々の優れものでして、
こんな風にバックパックに変化します。こんなの別に小さなものを持ち歩けば良いと考えてしまいますが、荷物を増やしたくない旅行には結構役立つのです。日本のヨドバシカメラでPCケースを探しましたが、中々気に入ったものに出会えず、たまたまシンガポールのチャンギ空港で出会ったという次第です。
日本に戻ってきてから分かったのですが、今年の梅雨は最悪のようです。今日からもしばらくは雨続きのようで、このままだとSolar Maxの最終検品も週末の大型ドブソニアンによる日本最高所での観測会も中止になりそうです。