今日仕上げてお届けした特注のタカハシJP/NJP赤道儀用の500mmハーフピラーです。これまで作った中では最長のハーフピラーです。カラーもご要望に従って「ライトグレー」で仕上げました。全てアルミ材で作っているので軽いですが、強度的にはガッチリしているので全く問題ありません。屈折望遠鏡の長いもので使いたくなったり、ドームやスライディングルーフで赤道儀を使うようになった場合に、三脚やピラーの高さは簡単には変えられないので、そんな時にはこんなハーフピラーを作れば役立ちます。費用はそこそこかかりますが、もはや純正品では無いですし、メーカーでも作っていない商品なので、世界で一つのオンリーワンの機材となります。ご要望があればそれに従いお作りしますし、カラーも3種類を選択できます。
こちらも当店オリジナルのタカハシ JP/NJP回転架台ですが、静かに売れています。初期の頃に作ったものから大分改良をしています。NJP赤道儀を使う方々は、大型機材を乗せて使う方が多いので、どうしてもウェイト側に重心がシフトして前よりに赤道儀全体が倒れようとします。回転架台を上下二分割しただけの構造にすると、どうしても片側が浮いてしまい、機材を乗せたまま回転させようとすると、片浮した状態なので回転が渋くなりますが、この回転架台は内部に複数のスラストベアリングやテフロンスペーサーなどを入れてあって、上下を固定しているので、片浮する事が無くて、どんな状況でも常にスムーズに回転できます。ただし、赤道儀の着脱はこれまで通り3本のキャップボルトを外して赤道儀単体で行う必要があります。この回転架台もご要望があればいつでも好きな色でお作りします。
先月のCP+の会場で面白い「メタルプリント」というブースを見つけて先月発注して今日届きました。写真だけでは分かりにくいですが、紙プリントと違ってとてもコントラストが高い仕上がりなので、特に星空や風景写真のプリントには最適なようです。CP+でも星空の写真を展示していましたが、それを見て気に入ったので今回の注文となりました。
2点で500mm x 400mmの大きめのサイズでプリントしてもらいましたが、通常価格は38,000円/枚もする高価なプリントです。画像の中央の大きいプリントは、今日仕上がってきたA1サイズの大判プリントですが、これで2.500円です。仮にA0サイズでメタルプリントをしたら、80,000円くらいになります。しかし、CP+の特別特価で40%オフでプリントしてもらいました。結構なお値段のするメタルプリントですが、フィルム時代を考えたら、大判プリントとかだったら結構高かった上に画像処理などできなかったので、ある程度の調子の指定はできてもそこまでだったので、それを考えるとデジタルになってから何でも便利で自分のイメージを形にしやすくなりました。とりあえずお試しで2点プリントしてもらいましたが、まともな値段では最高の写真でないとプリントしようとは思わないでしょう。
名前がメタルプリントというだけあって、アルミ板にプリントします。厚さ2mmほどのアルミ板ですが、見た目高級感があります。サイズが小さければ少し安いですが、それでも7,000円ほどはするので、簡単には注文はできないでしょう。今回プリントした2枚は店に飾りますが、大きなA0サイズのプリントは、フレームに入れてお得意先のホテルから頼まれているので、後日持っていきます。