おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

最高の天気に恵まれて宇宙観測車のスターウォッチングを開催しました!

2024-12-01 17:09:33 | 宇宙観測車アストロカー


昨夜は、山梨県笛吹市のシャトレーゼホテル石和でスターウォッチングを開催しました。参加者数は、25名ほどでしたが、今年何度か開催した中では、最高の天気に恵まれました。小海のガトーキングダム小海と違って、寒さはそこそこだったので、薄手のダウンジャケットだけで外に4時間ほどおりましたが、参加者の熱気に押されて全く寒いことはありませんでした。石和と小海の客層は、ちょっと違いますが、小海は本当に星が見たいという方とどんな星空を見せてくれるのかと半信半疑の方が入り混じっている感じですが、石和のは、本当に興味があって参加してくれている方が多いように感じます。星空環境自体は、小海の方が遥かに良いですが、石和でも電子の目を使うことと、五藤光学の高性能20cmEDAPOクーデにより、素晴らしい星空を見せてあげることができました。

画像に写っているリングライトは、スクリーン前で記念写真を撮る際に顔に影ができないように考えて導入しました。ところが、実際にスクリーン前で撮影すると、星が顔に写ってしまうのがちょっと問題です。ライトを強く照射すればある程度は消えるのですが、スクリーンが明るくなるので、今のところは解決策はありません。



宇宙観測車の周囲には、4台のポルタII 80mf経緯台とNikon 20x 120mm大型双眼鏡をセットしているので、それを自由に使ってもらい、参加者に楽しんでもらっています。本来は、6台あるのですが、2台は微動軸が破損しているので使えません。しかし、このポルタIIを使うのは、あと一回だけで、来年からは、VOYAGER MAK70C FASTに入れ替えます。現在あるものと合わせて10台を常時使えるようにしますので、最大30名ほどの参加者数でも対応できるようにします。このMAK70を使って、スマホ撮影教室や子供向けの天体望遠鏡の使い方教室なども来年以降はスターウォッチングと合わせてやっていきます。今年やってみて分かりましたが、参加者が20cmクーデを覗くのにただ待たせているよりは、自分達で望遠鏡を使って星を見たりしている方が楽しいと感じているようです。それは大きな収穫だったと思っています。



昨夜は、最初にアンドロメダM31星雲を見てもらいつつ、170インチスクリーンに電子の目で捉えた姿もセットで見てもらいましたが、皆さんとても興味深く見てくれていました。参加者の中に8名ほどの年配のグループがあって、その方々は学生時代は天文部に所属していたそうで、昔と今の違いに大変驚いていました。もっと驚いていたのは、搭載望遠鏡が五藤光学の製品であったことです。参加者は、実際に望遠鏡で覗いたイメージとスクリーンに投影されたイメージのギャップが面白いと感じていたようです。甲府のような光害地でもこんなスターウォッチングができることを証明できたので、来年以降も新たな方法で開催ができればと思っています。



今回の開催では、最初にアンドロメダ大星雲から始まって、土星、木星と惑星を二つ見せて、次にプレアデス星団を見てから最後にオリオン大星雲M42を見せて終わりました。スクリーン前ではインスタ映えの写真大会で盛り上がっていました。やはりスクリーンが大きいので、撮影しても迫力があります。これも参加者が直接体を動かして体験する、体験型のスターウォッチングに部類されると思います。シャトレーゼホテル石和でもガトーキングダム小海でもガイドは私一人ですが、石和では、ホテルの女性スタッフが常時2名〜3名くらいはついてサポートしてくれたり、最後にホテルオリジナルのシャトレーゼのお菓子などを記念に渡してくれるので、トータルで考えてもその内容とクォリティーは、数おおくあるスターウォッチングの中でも最高ランクに位置するものだと考えています。

今年最後を締めくくるのも今週末に開催するシャトレーゼホテル石和のスターウォッチングです。天気も今のところ良さそうなので、昨日と同様な開催ができると考えています。

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