昨夜は、アストロカーでの素材の撮影をしつつ、明日のシャトレーゼホテル石和でのスターウォッチングのインスペクション的なことをやっていました。場所は、いつもはスケートセンターの駐車場でしたりするのですが、午後9時過ぎまで夜間照明が凄く明るいので町営駐車場でやりました。ただこの駐車場の困ったところは、中央が盛り上がっていて、フラットでは無いことです。よって、アウトリガーで車体を持ち上げて水平出しをする際には、4本のアウトリガーをそれぞれ動かして水平を出すようにしますが、それが中々上手くいきません。この問題は、呼ばれて行ってアストロカーを設置する際にはいつも発生する問題ですので、ある程度は覚悟していますが、それでも面倒です。松原湖の駐車場を何であんなに盛り上がった状態で駐車場にしてしまったのかが理解できませんが、町側が費用の面などで業者に丸投げしたのではないかと考えています。まぁ、駐車場ですのでその機能を果たせれば問題ないと考えたのでしょう。
アストロカーの車内には、55インチディスプレイと後方室内に80インチスクリーンとプロジェクターを装備しています。これは、当然ですが、他の町にあるアストロカーには無いもので、ドリームスター号のみでセットしてあるものです。室内で14-5名の人を車内でレクチャーができるように今年の春に大きなリフォームをして、その際に前と後ろにディスプレイをセットしました。また、特に前の55インチは、車内で電視観望ができて、且つ望遠鏡の動きやそこから星空も眺められるようになっているので、とても参加者からは好評です。こんなことができるのもアストロカーだからこそで、オリジナルのGOTOの仕様から大きく改良したことでそれが可能となっています。来年以降は、この相棒のドリームスター号とその内容をさらにショー化したものにレベルアップしていこうとハードとソフトの充実化を図っていきます。
20cmクーデのコントロールは、スマホのSkySafariとタブレットのASIAIRアプリの両方でやっています。これは万が一ASIAIRアプリが正常に動作してくれない時には、SkySafariでリカバリーできることから、いつもそうやって使っています。導入した天体像は、室内でも見られますし、外の170インチスクリーンでも見られるので、参加者を飽きさせることはありませんが、見られる天体は常に一つだけなので、それをカバーするのに外に天体望遠鏡や大型双眼鏡を設置して参加者に自由に使ってもらっています。スターウォッチングで大切に考えているのは、参加者も自分で考えて機材を動かしたり触ったりできる事なので、それはこれからもグレードアップしつつ工夫してやっていこうと考えています。ですから、来年は星フェスに注力していた部分をアストロカーに注力していこうと考えています。
上高地がついに冬に入ってきました。結構な量の雪が降っているようです。日本海側から内陸の長野県北部の山岳地帯は、雪が降っています。見た感じでは道路にも積もる程度の雪のようなので、いよいよ冬本番になってきそうです。小海町はまだ太平洋寄りなので、これほどの雪はまだ降らないと思いますが、それもいつそうなるのか分かりません。そろそろスタッドレスタイヤへの履き替えをする必要がありそうですが、ちょうど12月に車検があるので、その時に合わせて交換してもらいます。自分でできるのですが、新しいタイヤも買う必要があるので、ついでにやってもらいます。これから12月にかけては、星の撮影で小海町へ来られる方は、冬仕様の装備で来ていただく方がいいでしょう。アストロカーも残り2回の開催が終わったら、メンテナンスとタイヤ交換をしてもらおうと考えています。タイヤは、ノーマルもスタッドレスも同じくらいの値段のようなので、スタッドレスへ変えようと思っています。まだ他にも修理が必要な部分もあるので、この冬の間に全てやってもらうつもりです。