おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

山中湖からのMt Fujiを撮ってきました . . .新たな仕事

2024-03-10 16:09:10 | ブログ


昨日は、山梨県で星のイベントに関する打ち合わせがいくつかあったので、泊まりがけで出掛けていて、夜は山中湖に泊まって今日の早朝に富士山の撮影をしました。午前2時に起きてから宿に近い場所まで行って撮影をしましたが、サソリ座と夏の銀河が富士山と一緒に撮れると考えていたら、山中湖からだとそういう構図にならなくて、ちょっと失敗しました。しかし空の透明度が非常に良かったので、透き通った富士山の星空イメージが撮れました。今年に入ってから何度か富士山へ出掛けていますが、コロナ前ではほとんど無かった事でした。今朝撮影していて驚いたのは、駐車場には結構な数の車中泊がいたことです。土曜日だったので当然なのかもしれませんが、車中泊の目的が正直分かりません。私が撮影していると、車から出てきて撮影している人もいたので、多分富士山を撮りたいので、最適な場所で車中泊をして朝を待っていたのかもしれません。



朝の山中湖ですが、山中湖の周遊道路は、早くからインバウンドの人たちが散歩して富士山の風景を楽しんでいました。今は富士山周辺はどこもインバウンドだらけで、なかなか落ち着いて休暇を過ごせません。まだ個人旅行者は良いのですが、団体が入っていたりするとブッフェ会場などめちゃめちゃになるので大変です。特に大きなホテルで安いところは要注意です。私は海外で散々嫌な目にあったのでもうお腹いっぱいです。今のところ長野県の観光地は、白馬以外ではそれほどインバウンドの団体は多くありませんが、これから為替相場の動きによっては新たなスポットとして入り込んでくるでしょう。宿泊施設によっては、インバウンドの団体だけは受けないようにしている所もあります。富士山エリアでもお気に入りのホテルは受け入れていないので、いつも静かです。インバウンド需要は施設を潤わせてくれるのは確かですが、それまで大切にしていた中高年などのリピーターが来なくなるので、コロナでそれが無くなった所は軒並み休業に追い込まれていました。施設も大変ですが、利用する側もその状況を見極めた上で宿を選ばないととんでもない休日になってしまいます。



昨日は、シャトレーゼ八ヶ岳の方々と今年からの新たなスターウォッチングの打ち合わせをしていました。今年から新たに山梨県へアストロカーを月に2回程度出動させるので、その際に必要な取り決めなどをしてきました。今は基本的に週末土曜日だけスターウォッチングをガトーキングダム小海などで開催していますが、今年からそれが新たに増えたので、また移動が大変ですが、より多くの人にアストロカーを通して星を見ることの素晴らしさを伝えたいと考えて新たな決断をしました。

この打ち合わせの前に同じ山梨県の山間部の小さな村でも星に関するイベントを市の担当者から相談を受けてその下見と打ち合わせに行ってきました。この茅葺(かやぶき)屋根の古民家を使って、そこでインバウンドのツアー客などに星空鑑賞のプログラムを提供したり、別な場所に新たな施設を建設中でそこを使った「癒し空間での星空鑑賞会」などを出来ないかと相談を受けましたが、この企画には大手旅行会社が大きく関わっていて、その対象がインバウンドだけでなく、日本人旅行者も含まれているので、規模的には大きなものです。多分、近いうちに三者会談をしてさらに詳細を詰めていくとのことでした。阿智村のは規模が大きなものですが、そこまではせずに、自然保護を謳いながら自然に優しい施設運営を考えているので、プロジェクションマッピングなんかはせずに、純粋に星を見せて楽しませることを目的の一つと考えているようです。まだ話が具体化されていないので、現段階でも何とも言えないですが、正統派で先進的な星イベントになれば良いと考えています。



実施場所は、標高が高く空気も澄んでいるので星は良く見えると思いますが、あまり人が集まり過ぎる「オーバーツーリズム」だけは避けたいと担当者は話していました。空がちょっと狭いのが難点ではありますが、都心からのアクセスも良いですし、富士山にも近いのでやり方によっては新たなホットスポットになるかもしれません。

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