おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

黒姫高原クラフトフェア

2022-10-02 14:45:34 | 国内イベント


昨日から今日にかけて黒姫のクラフトフェアへ出かけておりました。100店以上出ている長野県でも大きな規模のクラフトイベントだったので、星フェスの出店者をスカウトしに行きましたが、何店か見つけてきました。合わせてキッチンカーにも声をかけて数台見つかりました。極力町側から出される飲食店とは重ならないように声をかけました。毎年星フェスへ出店してくれるお店は、私が直接出かけていってスカウトしてきています。まだ少し足りていないので、今月中に何箇所かのクラフトへ出かける予定ではあります。



何度かクラフトフェアへ行っていると、知人もいたりするので、なかなか楽しめます。黒姫のクラフトは初めて行きましたが、規模が大きい割には土曜日の参加者がやや少ない印象です。また駐車場から会場まで1kmほど歩くかシャトルバスを利用するかになるので、車に忘れ物をしたり、家具などの大きな買い物をすると、後が大変です。多分その場合は、事情を係員に説明できれば車の乗り入れは許可してくれるとは思います。小海の星フェスは、会場内に駐車場があるので、大して歩かなくてもメイン会場へアクセスできます。



ブース会場は、すべて芝生なので、テントを張るのも楽ですし、好天の場合は歩いていて気持ちが良いです。ただし悪天候だったりすると、逃げる場所が無いので、そこだけが大変そうです。黒姫のクラフトは、スタッフが信濃町の役場の人間と観光協会やホテルのスタッフで運営されています。会場入り口に受付はありますが、一々声をかけていないので、受付をスルーして会場に入る人もいるようで、そこは去年までの星フェスと全く同じです。今年はすべて民間スタッフなので、入り口でしっかり声をかけて受付はしてもらうつもりです。コロナが収まってきつつあっても、そこはしっかりやった方が安全に開催ができるので、きちんとしようと思っています。



10月は、長野県内だけでも方々でイベントが盛んに行われますが、11月になれば少し静かになってきます。冬は雪も降るし大変なので、今のうちにイベントをこなしていくのが寒冷地でもある長野県の常識です。長野県のはマイカーが無いとアクセスできない場所でのイベントが多いので、冬はどうしても敬遠されて少なくなります。星フェスはそのギリギリのラインで開催しているので、これ以上後ろには動かせません。



黒姫の出店料は、一律5000円だそうです。総勢130店が出ているので、それだけで65万円の収入があります。しかし5000円というのはこの規模では安い方です。原村のクラフトとかは、10000円は取っているので、200店以上だと相当大きな収入になります。クラフトのいいところは、会場側では一切のテント設営などはしなくていいので、これだけの収入があればどこからも補助を受ける必要がありません。小海の星フェスは、初回から数回は全て無料でやっておりましたが、去年なら少しだけ料金を取るようにしています。今年はさらに値上げしましたが、それでもトータルでの予算には全然足りておりません。毎年好評の室内講習会も、相当な費用がかかっていますが、今年からワンコインにしても、全然足りていません。足りない分は当然どこからかお金を持ってくる必要があります。出展社のテントブースも10000円でも足りないので、そこも足が出た分はどこかで補充しないとイベントが成り立ちません。

日本では、何故か天文関係のイベントはほとんど無料で出展などをしてもらっているようですが、胎内などはそれが蓄積されて大きな負債となっているようです。しかし、そろそろ考え方を変えてせめてテントブースなどの費用くらいは協力してもらうべきだとは私個人では思っています。どんなに良い事をしても、人の善意だけではできる事に限りがあります。より良いイベントにするためには、最低限度必要と思われる経費については、出店者からもらうべきでしょう。小海は、今年はクラフトに限っては無料としましたが、来年度からはまた有料でやらせてもらおうと思っています。ただし、お金をもらうのであれば、それに見合った参加者がいて、それなりの効果が見込めないとトータルでマイナスとなってしまうので、主催者はしっかり考えて運営をすべきでしょう。

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