
昨日、KYOEIさんに発注していたZWOのASI385カメラとASIAIR Pro本体が届きました。それに合わせて電視観望のためにタブレットPCをヨドバシへ注文しました。後は実践あるのみですが、ハードルはそれほど高くはないと思っています。昔のSBIGカメラの事を考えたら今のカメラ類は遥かに親切で使いやすく作られています。
それでも私のように初心者から抜けきれないユーザーはいると思います。ZWOのカメラの使い方について販売店へ聞いてもなかなか理解まで至らずに使いあぐねている方は多いと考えています。一番良いのは現地で実際に使いながら教えてもらうのがいいのですが、これだけZWOのカメラが普及していても実地講習会というのがありません。今日も販売店の担当者と話したのですが、その必要性は売る側も感じているそうで、近いうちには実現したいようです。当地は星も綺麗で環境が良いので、できれば星フェスの会場にもなっている「小海リエックスホテル」で一泊二日で座学と実習をエキスパートから学ぶ事ができるようにお手伝いができればと考えています。私も当然一生徒として参加したいと思っています。

とりあえずはこの組み合わせで春からのスターウォッチングで稼働させてみたいと思っています。このORIONの60mmガイド鏡は、焦点距離240mmでASI385なら面積の大きな天体でも画面一杯くらいで電視できるので、これを主望遠鏡のファインダーベースに取り付けて電視と眼視を一台の望遠鏡で行えればと思っています。ただし天体のサイズによっては使う鏡筒を変えるかバーローレンズなどを介して使う必要があるので、臨機応変に対応できるように準備しておく必要がありそうです。
このZWOカメラを使ったスターウォッチングでの電視観望は、当店がサポートしている公共施設などでもとても興味を持ってくれているので、今年の春までにしっかりマスターして導入サポートができるようにしないといけません。何れにせよ、電視観望は、これからのスターウォッチングでは主流になってくるのだ理解しています。

それから、Hα太陽望遠鏡には絶対必要なブロッキングフィルターについてのお話ですが、ブロッキングフィルターが劣化して太陽望遠鏡自体が使えない状態にある方は、修理に出すか新たに買うかの選択が必要ですが、残念ながら今はコロナ禍の事もあって修理自体が停止しています。そこで新たに購入希望の方は、BF10とBF5ならご注文いただけます。ただしBF10は、来週入荷分で2点しか余剰分がありません。BF5は大丈夫です。もしいずれかをご要望でしたら、店頭よりご注文いただければと思います。
BF15については、入手できますが、春以降にならないと入荷しません。Meadeでの在庫が無いので、注文があってから組み上げて作るので、時間が大分かかります。もちろん入荷してからの購入はできないので、事前にご予約分として発注する必要があります。ただこれも数量に限りがあるので必ずしもご注文を受けられるという訳ではありません。太陽活動はこれから少しづつ活発化していくようで、シングルでもダブルでも太陽面の動きが面白くなりつつあります。BF15をご希望の方はお問い合わせください。
現在ご注文いただいている方の分は明日米国より発送される見込みです。来週早々に入荷します。もう少しお待ちください。