おやじねこのテレスコ日記

ー八ヶ岳の登山口に住んでいる、テレスコ工作工房の店長のおやじねこが日々の出来事などをタイムリーに伝えています

昨夜のスターウォッチングは室内でしたが . . .

2023-03-26 12:51:15 | 宇宙観測車アストロカー


元はスカイウォッチャーの微動雲台ですが、当店でプレートを製作して取り付けて汎用性を高めた商品です。縦横にM8P35のタップ加工をしています。中央には1/4インチカメラネジが入るようにしてあるので、色々な用途に使えます。純正ではビクセンアリガタ仕様なので、アルカスイスクランプベースを取り付けたくても面倒ですが、この状態なら容易に取り付け出来ます。



このアルカスイスクランプベースは、MoreBlueさんの商品ですが、M8P35に対応しているので取り付け出来ます。ポラリエUを乗せて使う場合でもアルカスイス仕様になっていればワンタッチで取り付けができるので便利です。



一応、この仕様で完成品として販売しておりますが、ご要望があればタップ加工などを追加でお受けできますので、利用者の用途によっても柔軟に対応できます。この微動雲台は、KenkoスカイメモS / Tなどで使われているものとほぼ同じですが、用途によっては強度的に足りていない部分もあるようですが、使い方で工夫などをすれば結構使える商品です。



昨夜は、本年開始から2回目のガトーキングダム小海でのスターウォッチングがありましたが、参加者は30名弱おりましたが室内だったので10名ほど減りました。元々定員が30名なので、悪天候にも関わらずこれだけ多くの参加者がいたのには驚きました。無料なら驚く数字ではありませんが、@1,500円(大人)なので、有難い事です。先週も20名弱くらいおりましたので、去年のスタート時を考えると今のところ好調です。本来なら悪天候だと参加者が一桁くらいまで減っても良さそうなのですが、どうやら人気を保っているのはこの宇宙観測車アストロカーを見たいという事のようです。日本で運用されているアストロカーでスマホでコントロールできて、尚且つ電視観望ができるハイブリッド型のスターウォッチングができるのはこのドリームスター号だけのようです。そういう意味では貴重な一台なので、見たいと考えるお客さんは多いのかもしれません。

いつも悪天候の時は、ホテル入り口に駐車してライトアップした状態でドームを開閉して内部を見て記念写真を撮ってもらったり、アストロカーの説明などをしています。その後は2階の多目的フロアーで200インチスクリーンを使って松原湖や世界の星空のお話やレクチャーをしています。



こういう視聴覚機器を揃えたフロアーを自由に使わせてもらえるのも、ホテルの理解があっての事とその施設を整えているホテルだからこそできる事です。このスターウォッチングは、去年の6月からスタートしましたが、それまでも10年近くこのホテルでスターウォッチングをやってきましたが、アストロカーがある事でホテル側としては集客効果やホテルイメージをアップさせる目的もあって、今年からさらに力を注いでポスターやフライヤーなどを制作してくれています。これらの事はまだ最初の試みなので、これからさらに進化させて「星フェス」もそれに加えて年間を通してこのホテルの場所を「1450 Gateau Kingdom Star Base」として宇宙に関するイベントなどを積極的に行っていくそうです。私も微力ながらそれに協力をさせてもらっています。

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