アストロカーの改造はとりあえず終わって仕上がりました。通路の両サイドに収納スペースを持ったベンチを作って窓を取り付けて、正面のドアを透明なグラス仕様にしました。
見た目はただの部屋を作っただけですが、この基本の形が出来ていれば、この後からキッチンを取り付けたり、本棚などの備品収納棚を作ったりできるので、とりあえずここまで仕上がれば、あとは使いながら少しづつ仕上げていきます。壁などは、人に優しい自然塗料を塗布して見た目の良さを重視して仕上げています。
両サイドの窓は、キャンピングカー専用の窓で3 wayの使い方ができる優れものです。網戸とシェードと開放状態で使えるので、使い勝手はほぼキャンピングカーです。シェードと網戸は上下を引き上げたり、引き下げたりする事で切り替えができるようになっています。
ベンチ下は、収納スペースになっており、6箇所の扉によって分別できるように作っています。まだ何を入れるか考えていませんが、入れるにしても何かケースを使って分けるようにしないと、移動中に動いてバラバラになります。限られたスペースなので、上手く使い分けるようにしたいものです。
中央の扉は、以前はアルミ板が上下に入っていただので、どちらからも見えませんでしたが、それを透明にしたので、観望を待っている人が観測室で何をやっているのか見えるようになります。この両サイドのベンチには、最大8名から10名くらい休めるので、少人数ならアストロカーの中で観測とレクチャーの両方が出来てしまいます。観測室にも新たにベンチを作ったので、それも利用すれば15名くらいまでなら中で全てできるので、ホテルの室内にその都度移動しなくても良くなります。また特に寒い時には、ティータイムも楽しんでいただけます。
観測室の壁にもベンチを作ったので、片側に3名ほどで両サイドで6名程度着座できます。このベンチは通常は折りたたんで収納できます。
それで必要な時には、こんな感じで引っ張り出してベンチとして使えます。観測の際にいつも外で次のお客さんを待たせていましたが、これからは、このベンチに座って順番を待ってもらうことができるようになります。ただ、一度に沢山の人が中に入っていると、その振動が直接望遠鏡に伝わってくることも心配しないといけないので、待ってもらう間は静かにしてもらう必要があります。まぁ、それがどこまで守ってもらえるかですが、子供が走り回らないように注意する必要がありそうです。
とりあえずここまで仕上がったので、明日からはタイヤの交換とメンテナンスをしてもらって今週末から新生アストロカーの初陣となります。GWを無事に終わらせてから、次の改造へ入っていきます。