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最後のデート?と「猫に小判」

未唯へ。あなたは私にとって「絶対的な存在」です。生まれた時に、私はそう決めました。あなたがいい子だから好きではなく、あなたがあなただから好きなんです。

おしゃべり相手が来月出産なので、最後のデート?です。といっても、無印前のケーキ屋さんでケーキセットを食べて、8時の閉店時間に追い出されて、私はそのままバスで帰ると言う、中学生レベルのデートです。

会社には、話を聞いてくれる人がいないので、素直に聞いてくれる人がいる時間は貴重です。「早めに帰すんだよ」という人の声もあり、今回は7時45分に終了。1時間半でおしゃべりです。以前は3時間超えに比べると半分です。まんまるなお腹をなでている姿を見ていました。やっとお母さんになれるという安堵感を味わっているのを感じました。彼女にとっては一大事業です。

池田晶子さんの「宇宙の旅人」からすると、赤ちゃんは両親のものではなくて、宇宙全体のものです。だから、彼女(女の子だということです)のミッションを母親は手伝うぐらいで考えていた方がいいですよ。生まれた直後は、両親のものだから、名前とシャメールを送ってもらうようにしました。

ポータルの展開の検討をしていた時に、「猫に小判」という比喩が出されました。ポータルをなかなか使ってもらえないことを、猫(販売店)には小判(ポータル)の良さが分からないということでしょう。

この比喩は、色々なシナリオを提示しています。基幹系システムは「猫に鰹節」として、彼らの主食を提供している。鰹節をメインにして、猫マンマとして出している。それぞれの猫に対して、画一のマンマで過ぎてきた。

活用系システムも「猫に鰹節」のつもりでいたが、バリエーションが増え、開発工数が膨大になったが、おかずを要求している猫から文句たらたらです。

それでいくと、ポータルは猫に対して、ネズミ捕りの道具を渡すから、自分の知恵でねずみを捕まえるか、トムとジェリーのように仲良くしてくださいというものです。「猫に小判」を渡すので、「小判」で知恵を買ってください。これは、アダムとイブの「楽園追放」と同じように、大きな転換を意味しています。

時々、この比喩は使っていきましょう。我が家の犬の「リク」は何を考えているか分かりやすいけど、猫は何を考えているか分からないから、私は苦手です。
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