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451.85ゴア『不都合な真実』を手に入れました。

映画上映中の『不都合な真実』を2週間前に図書館へ依頼。その時点では発刊されていなかったので、第一番で予約。

翻訳は私がお気に入りの枝廣淳子さんです。昨年の6月にアメリカで映画を見て、本があることを知ったそうです。それから、猛烈な勢いで翻訳して、映画とほぼどうタイミングで出版にこぎつけたと書かれています。ほとんど、同時通訳手法で行ったみたいです。

不都合な真実(AN INCONVENIENT TRUTH)は何となく、ピンとこない題名です。これは真実を認めたくない人、もう遅いと思っている人へのメッセージです。そんなことは知らないとか、自分には関係ないと思っている人へのメッセージではない。行動を起こせない人へのメッセージです。

「気候の危機に関する真実は、自分たちの暮らし方を変えなくてはならないという、『不都合な真実』なのである。」

皆は何も知らないわけではない。政治の世界は「地球温暖化」と人間の行為との不確実さがゆえに、何もできない。それは経済に及ぼす影響などは考えたくないことなのです。それが自分たちにとって、「不都合」だから。だから、どうしようもない。とりあえず、ロハス的なことで、自分を納得させましょう。

明らかに我々の周りに大きな変化が起きているのは確かです。クルマを含めたライフスタイルの変化は避けられない。だけど、そんなしんどいことからは考えてもしょうがない。

私見だと、人間はこういう本質的なことから目をそらすのは本質だと思います。何しろ、「生まれてきた理由」とか「死んでいく存在」だとかを見ないで暮らそうとします。こんな本質的なことは「考えてもしょうがない」と思っています。以前、診療所のカウンセラーもそう言っていました。それ以来、彼女を信頼しなくなりました。こういう「不都合な真実」を知って、行動しないといけません。

もう一つの「不都合な真実」?が発覚。この最近、どう見てもお金が足りない。豊田市を歩きながら考えていたら、奥さんに交通費の請求をしていないことに気付きました。バスで1日1400円×22日で3万円弱です。このうち、2万円ぐらいを個別に毎月請求していたのですが、去年の11月・12月を忘れていたのです。奥さんに確認しました。どうにか認めてもらいました。その過程で1万円借りているのを思い出されてしまった。
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