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第7回環境学習講座、やっとまともな講師

毎月第4金曜日の午後は環境省主催の環境教育講座に半日年休で参画しています。名古屋駅前から会場の大手町のNPOプラザまで歩いたら、40分かかりました。

環境学習はこれで7回です。やっと、まともな講師が現れました。現場での経験豊富な講師でした。おかげで色々と考えることができました。

毎回思うのですが、環境基本計画の3つの“I”(Implementation、Improvement、Innovation)は本当に意味がない。センスが悪い。Think Globally, Act Locallyのようなまとまりがない。これは環境省に日本を引っ張っていこうという理念がないからでしょう。さらに、「健やかで、美しく、豊かな環境先進国」という理念に到っては最低です。アベの「美しい国」と同じです。国民へのトラップです。裏切りです。

環境でまずはすべきことは「行政」と「企業」と市民の関係をつけることと「環境が緊急の課題」だということを市民に認識させるです。これは日本だけのことではありません。戦前の滅私奉公ではないけど、滅国報世かもしれません。

環境問題に対して、グーグルの発想を入れ込んで、素早く皆を変えていかないと間に合わない気がします。そのなかに自分のミッションを見つけ出したい。そのためのキーワードは市民活動に対する「ポータル」「情報共有」「本=生涯学習」、そして循環の徹底です。

今の環境省の方針は断片的な情報ばかりからの説明になっています。全体的な構成図とシナリオが出来ていません。現場は現場で勝手に動いています。だから、今回の講師のような女性がいるところは突出します。それだけです。

特に、市民参画の部分が弱すぎます。市民を中核にして、行政と企業が補助するカタチにすることで、スピードアップを図らないと間に合いません。いつまでも、市民が行政の隷属の関係では動けません。

今回の講義で、我々の優位点が確認できました。それは活動の拠点ができるということです。これは大きな一歩です。ここから始めることです。

「何が『もったいないか』を3つ出せという問いかけに即座に出てきたのは、「人」、「歴史」、「生活」でした。ふつうは「水の垂れ流し」「電気のつけっぱなし」「エコバック」らいしです。だけど、本当にもったいないのは、私の3つのような気がします。
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