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何となく、本に逃げているかも

休み明けから、また、本を借りまくっています。1月5日(金) 29冊、1月8日(月) 11冊、1月12日(金) 29冊、1月14日(日) 10冊、1月19日(金) 23冊、1月21日(日) 12冊で、114冊です。ちょっと、多めですね。体に気をつけましょう。

今日、借りてきた913.6ミナ『総統の子ら』中・下を読んでいました。珍しく、913.6日本文学です。どちらかというと歴史モノとして読んでいました。上巻はなかったので、中と下ですが、夫々が380ページあり、読むのに時間がかかりました。ドイツ軍、それもの立場で書かれているのは珍しい。

参考文献の多さと偏りが少し気になります。本当はトルストイの『戦争と平和』を目指したけど、あまりの文献の多さとしがらみで、こんなカタチになってしまったような気がします。

武装SSはドイツの中でも否定的に見られている部分です。武装SS自体のジレンマはほとんど書かれてなかった。バルト三国から狩り出された若者なども抜けていた。やはり、ドイツとロシアの戦いなのですね。その中で、一つ気になっているのが、「中央欧州の諸国を仲間として扱っていたら、邪魔者とか、敵として扱うのではなく、運命共同体とすること状況は変わっていた」という一説です。

日本の大東亜共栄圏の発想とよく似ている。大きい国には大きいなりの役割があり、小さな国にはそれなりの役割がある。この考えが、Think Globally, Act Locallyとなり、EUにつながったような気がします。

日本も太平洋戦争・朝鮮戦争・ベトナム戦争・アフガン戦争の経験を生かして東アジアの連携にしないと。

そんな時に気になるのは、自民党の「美しい日本」です。マーケティングから見ると、かなり、汚い使い方をされる可能性を持っています。つまり、「美しい日本」に反対するのことは、「よごれきった日本」を目指す人だという論理です。これは「沈黙の螺旋」理論に基づいています。

訳の分からないことを言っておいて、時間が稼ぎ、具体化するときに、「なぜ、言い出した時に反対しなかった」ということで切り捨てる方式です。そんな時に、曖昧で、かつ真っ向から否定できない言葉がよく使われます。

私は日本をどうしていくのか、どのように皆が気付くかを観察してましょう。自分の存在を賭けて!
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