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Googleの番組放映

日曜日夜9時から、グーグルに関する放送がNHKからされていた。かなり前から番組宣伝を繰り返していたので、かなり興味を持って見ていました。その前に、グループミーティングでもこれを見てくれるように皆に頼んでおきました。多分、私の意図は伝わっていないでしょう。グーグルはサファイアネットワークのライバルだと思っています。

観た感想としては、グーグルの望みはNHKが考えているレベルではなく、とてつもないことを考えているということです。NHKでは現在の業態を固定して説明していたので、かなり薄っぺらくなっていました。どのように儲けているかを説明しようとしていました。そんなものは偶々、現時点での結果に過ぎないのです。もっと、深いものです。

なぜ、そんなことが言えるかというと、7年前のイメージ映像(風景)が私にはあるからです。2000年2月15日に私はバークレー大学(UCBA)に行きました。前日に、サンフランシスコ図書館(SAPL)訪問した際に、隣のサンフランシスコ公会堂で、ビル・ゲイツのWindows2000の発表会に遭遇したばかりで、完全に頭は「偶然は必然」という「もう子さん」の配下にありました。だから、どこでも入り込める状態でした。

UCBAの図書館に無理やり入館させてもらって、巨大な格納庫のライブラリ(規模は日本の国会図書館並)に侵入しました。そこで、知の基である、本のデジタル化の現場を見ました。彼らは本気です。そのデジタルコンテンツで世界を征服しようとしていました。

帰りの飛行機では、そのアメリカの試みに対して日本の図書館はなにで対応すればいいのかをずっと考えていました。ちなみに、その答えはその後に行ったヨーロッパで得たThink Globally, Act locallyをベースにして、地産地消的な地域活動に行き着きました。

その風景とグーグルがどうしても結びつきます。本当の意味での「知の統合」を商売の仕方は別にして、仕掛けてくる気がしてしょうがありません。その時期は2014年ぐらいでしょう。その時点ではエネルギー問題からも人間はコミュニティが重要なキーになっているはずです。

だから、サファイアとグーグルの世界との比較を「未唯への手紙」でも仕掛けます。
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