古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

世界最大のプラネタリウムの話題です

2011-05-01 | 経済と世相
世界最大のプラネタリウムの話題です。
 名古屋市の科学館が先月の19日に新装開店しました。最大の呼び物はプラネタリウム。直径35mで世界最大だというのです。開館に当たってエピソードがあります。設備はドイツ(カール・ツアイス社)製、開館前ドイツから技術者が来て、調整に当たっていました。ところが、3.11震災で原発事故が起きると、政府の指示か会社の指示か分かりませんが、「後は日本でやってくれ」とドイツへ帰ってしまいました。
 開館の19日になったが、トラブルが起きてプラネタリウムが動かない。止む無く、早々からプラネタリウムは臨時休業。どうなることかと思いましたが、日本の技術者が電話でドイツと連絡を取りながら修理して、3日ほど後開館にこぎつけました。
 すごい人気で、まるで万博の人気館みたいに入館待ちの行列が出来て、私も3月23日に行って行列にならびましたが、1時間半待って「本日のチケットは売り切れました」!
 これは入場時間を予約して行くしかない、と電話で問い合わせると、「予約は春休みが終わる4月6日以降できますが、団体のみです」。ちなみに団体とは20人以上だという。
 そこで、わが住宅の老人会の名で22日11時半から予約をしました。
「プラネタリウムを見に行きませんか!20人限定。22日10時・東エレベータホール集合。料金は65歳以上200円(一般は800円)」というビラを作って、エレベーターホールの掲示板に貼り付けました。
 当日、小生を含め15名の65歳以上が集まり、打ちそろって科学館に出かけました。この日も、開館当時ほどではないが、入館者の長い列が並んでいます。その行列を横目で見て、受付に「団体予約受付」といいました。
「人数は20人でしたね」、「いや、年寄りばかりで風邪を引いてやめた人が出ましたので15人です」。「65歳以上ですね。敬老手帳を見せてください」全員から敬老手帳を集めて提示、11時半からの指定席券15枚を入手しました。
 6階のプラネタリウムは、入場してみると、350人定員。座席が個別にリクライニングになっていて、左右に30度まで回転できる点はすばらしいのですが、演しものは普通のプラネタリウムと同じだナとおもいました。
 なお、このプラネタリウム、ブラザー社が命名権を買って、愛称「ブラザー・アース」というのだそうです。
 終わってから、3階の休憩室へ行き、みなでお弁当を広げておしゃべり。後は、「見たいものがある人は見てからお帰り下さい」と解散にしました。プラネタリウム以外にも極寒室でのオーロラとか、放電ラボのカミナリの実演とかが人気のようです。私は、4階の「人体のしくみ」という展示を見てから帰宅しました。