古稀の青春・喜寿傘寿の青春

「青春は人生のある時期でなく心の持ち方である。
信念とともに若く疑惑とともに老いる」を座右の銘に書き続けます。

西浦温泉と豊橋

2014-10-27 | 旅行
「恒例の懇親会をやりましょう」。Oさんから手紙が届いたのは二月穂ど前だった。D社労働組合の執行委員OBの毎年一度の懇親会である。労組を離れてもう40年以上経ったのに、今でも声がかかるのはうれしい。
 10月24日、名鉄で西浦温泉に出掛けました。今年は人数が少なく、総勢8人でした。みな、年をとるから、年々少なくなるのはやむを得ない。
「Yさんはどうしたの?」と聞くと「脳梗塞をやったらしくて、医者の許可が得られなくて、今回は欠席です」と言う。
「Y・Aさんは?」。「転倒して、8針縫うという大怪我をして今日はこれない」と言う。
自分も2月に13針縫うという大怪我をしたから、年をとると、転倒にはご用心ということだ。
オフシーズンらしく、旅館は閑散としている。我々と同じようなグループ旅行が2~3組、後は4~5人の客だけだ。「宿泊料はバーゲンですよ」と、幹事のOさん。一泊2食で、1万2千円だという。旅館が大きいだけに、客が集まらないと経営は苦しいだろう。熱海と同じだ。西浦温泉は三河人にとっては、東京人の熱海温泉といったところだ。
安倍首相は、輸出企業が利益を上げると、従業員の賃金が上がり、従業員がお金を使うから、景気は良くなるというトリクルダウン説を唱えるが、こうした旅館には、まだトリクルダウンは来ていないだろう。
 3時過ぎ、旅館について、早速部屋に集まり、持ち込みのアルコールで、酒盛りを始めた。夕食は6時から。しかし、みな高齢化で飲む量はおとなしい。小生など8時前に夕食がお開きになったので、部屋に戻ると、すぐ横になって朝までぐっすりだった。
 実は、昨日からかぜぎみだったので、来る前、若先生の病院により、風邪薬を貰ってきた。「睡眠薬が入っていますから、運転などは気をつけてください」と薬剤師が言った。運転はしないから大丈夫だが、出発前に一服服用したら、もうれつに眠くなり、電車に乗ったらうとうとしていた。
 薬が効いたのか、朝になったら、風邪の症状は完全に消えていた。大浴場に行く。三河湾の景色は圧巻である。

 2日目は10時に西浦駅まで送ってもらい、電車で帰るが、小生は名古屋へ帰る皆と別れ、蒲郡経由豊橋に向かいました。折角ここまで来たから帰途、豊橋美術館に寄ろうと考えたのです。11時ごろ豊橋に着きました。美術館には何回か来ていますが、駅から歩いて20~30分ですからいつも歩いていましたが、今日は、市内電車に乗りました。やはり年ですね。市役所前で下車。美術館は市役所裏の公園内にあります。
 http://www.toyohashi-bihaku.jp/
開館35周年記念 ウッドワン美術館所蔵「近代日本の絵画名品展」という企画展をやっていました。
ウッドワンというのは、広島県廿日市市の美術館。何故豊橋まで出張してきたのかしりませんが、結構、有名な作品を展示していました。
 公園の北西に吉田城址があります。立ち寄ってみました。

https://www.google.co.jp/webhp?sourceid=chrome-instant&rlz=1C1EODB_enJP532JP542&ion=1&espv=2&ie=UTF-8#q=%E5%90%89%E7%94%B0%E5%9F%8E%E5%9D%80%20%E5%86%99%E7%9C%9F
隅櫓は近年作られたもののようですが、石垣は雅趣があります。

本丸内から豊川(とよがわ)を見下ろし写真を1枚。
帰りは駅まで歩き、途中ヤマサの本店で土産のちくわを買い求めました。駅前で「菜飯田楽」の昼食を取り名鉄で帰宅しました。」


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