津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■現在の私のPC事情

2021-06-03 12:45:48 | 徒然

 ここ数日PCの調子が悪いのでタスクマネージャーをチェックしてみると、メモリーの数字が70を超えている。
HDDをSSDに変えようかと思い至ったが、HDDのクローンをつくる作業が厄介そうだから、HDDコピークローンを買うかと思っている。
ところがだ・・つい昨日いきなりワードに不具合が出た。「ダイアログが開いている為、コマンドの実行が出来ません」と表示される。Escキーを押せば機能するようになるのだが、最悪の場合このコメントさせ出ずに、いきなりフリーズして画面の変換さえできなくなり、やむなく電源をダウンしなければならない。
「ダイアログを閉じる」という作業が、爺様にはなかなか面倒で、いらいらしながら放り出してしまった。
どうやら現況私のPCは、ウイルスにやられている可能性があって、McAffeでカバーしきれていないのではないかと考えた。
しかしよくよく考えると、2013以前のマイクロソフト・オフィスはもうバックアップしてくれないらしい。

つまりこの現象は2019のオフィスに入れ替えると解決しそうである。

ただ、ウイルスのせいではないか思うのは、或る文言を指定して検索を掛けることがよくあるが、この検索機能の案内が文字化けしている。

PCを買い替えるという選択肢もあるが、現在のデータを動かすのが一苦労となる。
オフィスを入替え、メモリを増設して様子を見、その後SSDとHDDコピークローンを購入するというのが現実的かもしれないというのが、現在の爺様の結論めいたものである。PCを買い替えるよりも随分安く上がるのは間違いない。
何台もPCの残骸を積み上げたくないから、なんとかオンボロPCながら使い続けようと思っている。

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■有吉家文書解説‐1「大津・御着座御迎之式」(1)

2021-06-03 07:12:19 | 有吉家文書

 熊本史談会では有吉家文書年中行事抜粋を、平成22年8月から23年11月まで16回にわたり勉強してきた。
これは御三卿家老有吉家の御子孫から提供された初出の貴重な資料であった。
種々の御規式の大変面倒な決まりごとが記載されており、これは有吉家の手控えであったのだろう。
いま改めて眺めてみると、当時の私の勉強がいささかいい加減であったことを自覚するばかりである。
ここに改めて取り上げ、少々の解説を試みたいと思う。まずは参勤からのご帰国の帰途、大津の御茶屋に到着された折の「御着座御迎之式」から順次取り上げたいと思う。

              
○大津御着座御迎之式
一、鶴崎御着岸御歓之寄合有之、此節御一門衆同席中三家嫡子共、於詰間奉窺御機嫌候、大奉行大御目附其外例之面々於
  口之間奉伺候、右伺之稜付ハ御用番より請取候事
   ご帰国の一行が鶴崎に着かれたことにお歓びの寄合があり、御一門衆や御家老三家、嫡子共、詰間にて御機嫌窺め奉り、大奉行・大御目附そ
    のほか例の面々(詳細不明)口之間に伺い、伺いの稜付(詳細不明)は御用番(月番家老)から受け取る事、

    但大津御着御刻限ニ応し、夕方又ハ夜半より致出立候、其外之儀小姓頭手前ニ扣有之候付略之
     大津御茶屋に到着の時間に応じ、夕方又は夜半より(熊本を)出立すること、そのほかの事は小姓頭に扣が有るので略す
一、会所着之上御途中まて御小姓頭拙者罷出居候段紙面を以申遣候、文格等物書手前ニ扣有之候間略之
      大津会所へ着き、途中で御小姓頭へ自分が到着していることを紙面で提出、書面の文格などは物書きの者に控えが有るので略す
一、御郡代江茂右同断、且又的石御発駕之御注進為知有之候様申越申候事
            御郡代へも同様に致し、的石(阿蘇)御茶屋ご出発の注進が在ったら知らせるよう申し伝える。
一、御着坐前会所御郡代相候間、致対面候、御惣庄屋江茂右同断
   大津御茶屋に御到着前に会所にて御郡代と対面、御惣庄屋も対面する
一、的石御注進を承麻上下ニて御茶屋罷出候事
   的石からの注進をうけ、麻裃着用にて御茶屋へ罷りでる事
    但惣躰ハ旅宿供帰いたさせ候共、側役一人草履取壱人ハ残し置候、是ハ臨時用心ニ如斯申談相究候事
     共の者たちは概ね旅宿に返したが、側役と草履取それぞれ一人は残し、これは臨時の用事の為決められたことである
一、御茶屋御門ニ而下乗、御玄関より上り御用人間罷通候事
   御茶屋御門にて馬を下り、御玄関より上り御用人間へ通ること
    但御着座前取仕イ之人居不申、御次小姓等着之上致給仕候事
     但し、御着座の前は取仕いの人もおらず、お次小姓などが到着の上給仕いたすこと。
     本文之通候処近年ハ詰間坊主二人罷越候様申越候、同席旅宿へ参候事
      本文の通りだが近年は詰坊主が二人罷越すよう申し、(自分は)同席(家老)の旅宿へ参ること。
一、御先番之御用人まてハ御取次へ申談、御着座前御居間向拝見いたし候而も宜候事
   お先番のご用人までは御取次へ申し入、御着座前の御居間などは拝見してもよろしいこと。

 

             (2)へ続く

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