津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■元和拾年 萬覚書(32)

2019-09-28 10:24:44 | 細川小倉藩

                                (元和十年三月)廿二日

         |   
         |一、廿二日 甚左衛門 助二郎 当番 清天
         |
鉄炮足軽等小頭中 |一、河田八右衛門登城、御鉄炮衆・御弓衆・御昇衆・御長柄衆小頭中飯米之儀、今ほと指立御普請も
へ普請ナキ故飯米 |  無御座候間、ひかへ可申哉と申候、尤、可然之由候、又、御普請も候ハヽ、可遣由之事
ヲ給セズ     |    (幸長)                       (之)
野田幸長中津へ参 |一、野田小左衛門、明日中津へ御算用ニ可参之由、尤□由候事
用ニ赴ク     |
物書使番ヲ同行ス |一、同人、中津へ御物かきノ庄村加左衛門・使番之者弐人、召連可参之由申候、召連参候へのよしの
         |  事
         | (加々山可政)
中津使者門司狩ノ |一、主馬・宇右衛門・牛介登城、御詰衆中津へ御使ニ参候、又、門司御狩時、役人引ノ事被申候、又、
時役人引  番頭 |    (松井友好)  
等百石宛ノ役引  |  番頭衆百石宛役引可被下 御諚之通、指帋被出候事
         |
桶奉行ノ算用ナラ |一、深野新介・財津久七登城、桶奉行算用何とゟ帳面埒不明候間、御算用聞届可申様無御座候、いかゝ
ズ        |  可仕哉と申候、不成儀ニ候ハヽ、其まゝ置候て、余之御算用を被聞候へとの事
         |                                          (馬)
田辺作介狩ノ時足 |一、田辺作介事、山田次右衛門を以、先日之御狩ニ足損シ、中々家之内ノ行歩も不叶候間、有間へ湯
ヲ損ウ      |                                        (摂津有馬郡)
         |  治仕度候、次右衛門見候様ニ、灸を明所なきやうニ仕候へとも、よくも無御座候由、御奉行衆灸
不許可      |  いへ候ハヽ、足も能候へく候間、先湯治ハ無用之由候事
         |
中津領へ人戻シノ |一、小左衛門、明日中津へ参候ニ、 三斎様御蔵納被指帰候人戻シノ帳目録、中津御奉行衆へ被言伝
帳目録ヲ渡サシム |  候事
         |     

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■平野家ニ代?

2019-09-28 08:08:44 | オークション

 平野太郎左衛門を祖とする家が七家程ある。細川家家中でも珍しく枝葉を広げている一族である。
 万五郎(太郎左衛門)~百助・太郎左衛門(同一人物)の二代のものか?
 それにしてもめずらしく高額になっている。多くの人が応札しているのも目的がどこにあるのか面白い。

        元和元年九月 日  平野万五郎宛・忠興宛行状

 

                  
                寛永拾年九月朔日 平野百助宛・忠利宛行状

 

                
                         寛永拾八年八月朔日 平野太郎左衛門宛・光貞(光尚)宛行状

 

          

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