今日は藤崎宮の秋の例大祭、武者行列や馬追いを見ようと多くの人が出かけられることだろう。
昨日の桜町の再開発ビルのオープンは10万人25万人の人出があったというから、今日はこれ等と相まって街中の賑わいはさぞかしであろう。
私はといえばそんな喧噪は苦手だから御免蒙り、朝食後ゴミ出しを兼ねて朝の散歩に出る。
ふと気が付くと帽子を被っていなかったことに気が付いたが、ママよとばかりに歩き出す。
秋晴れの良い天気で、しばらく歩くうちに天頂ががんがん焼けて何とも難儀なことになってきた。
1時間コースを急きょ30分コースに変更したが、まったく日影がない。
タオルでも持っていれば頬っ被りでもする処だがこれもなく、何とか歩き通して帰宅する。
昨日はTVでオリンピック選考のマラソンを観戦したが、設楽の飛び出しには驚いたが、途中で氏が帽子を被っていないことに気づいた。
これはまずいでしょうと思っていたら案の定ガクンとスピードが落ち、瞬く間に二位グループに追いつかれ、なおかつ取り残されてしまった。
暑さは体力を奪う。これは氏の完全なる作戦の失敗だろう。あとはほかの試合に出場して日本新記録で一位になるしかない。
頑張りを期待したい。
今日のこの暑さだと、お祭りの見物も、再開発ビルの見物にしろ、大いに用心して臨まなければ熱中症の心配が大いにある。
皆々様ご用心めされよ。
(元和十年三月)十二日
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|一、十二日 晴天 矢野助二郎 道倫〇 当番、朝曇
高札板調整 |一、牛市高札板、けつらせニ遣候事
麦年貢ノ触状 |一、麦年貢ノ触状、被調候事
| 段
嶋村某ノ売家 |一、嶋村九郎家直〇相済候書物調、溝口理兵衛御弓ノ四左衛門登城、其分ニ、かいて次第ニ、うり
| 可申由、被申渡候事
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薮政三ノ借米懸銀 | (薮)
大坂普請役 |一、中津へ、薪三左衛門御借米・御かゝり銀、大坂役之儀、返書被申事
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不破忠左下僕喧嘩 |一、不破忠左衛門僕、中津ニ而喧■仕候者ニ、同道仕、参候ニ付而、中津ゟ申来、去春籠者被申付候、 ■口篇に花→嘩
| 然は、御上洛前ニ、中津へ相尋、■其時之者出候は可出旨、被仰置候内、未尋不遣候而、十一日
入牢発病ス | ニ相煩候由、籠番申来候ニ付而、御町奉行吉田少右衛門方へ被申入、町医師そうぜヲ遣、脉ヲ被
| 被
| 取候へバ、明十二日ニ登城候而、療治難成由、申候へ共、是非薬一服与へられ候様ニと、申付候
| 事
田川郡代官山村某 |一、田川郡御代官、山村六左衛門相煩候而、御代官成間敷通、林與兵衛申候ニ付、御代官ヲ入替可申
病気勤務ナリ難シ | 由之事
| (由良、淡路津名郡)
忠利由良ニ泊ス |一、杉武兵衛大坂ゟ罷下、 殿様ニハゆらニ而、懸御目候由、御普請之様子ハ、御直ニ申上候由之事
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築城下毛郡代交替 |一、推築城・下毛ノ御郡代易候ニ付而、万叓之御算用、御惣庄屋・御郡代御郡参、仕直、可相済、其
ニ万算用ハ惣庄屋 | 〃
郡代郡ニテ済スベシ| 間ハ、大坂御普請役可被引との事
| 弐人
百姓未進ノ質ニ女 |一、田川御郡代林與兵衛登城ニ而、御蔵百性〇未進御座候ヲ、女房ヲ人質ニ取置候へバ、女ヲすて、
房ヲ取ラレ走ル | 走候、如何可被仰付之事 〃
寛永改元 |一、同、右之杉武兵衛、年号相易候由ニ而、式ア殿・頼母殿ゟ之状、号、寛永之事、
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忠利留守中吉山福 | (吉山)
満預ノ城門ノ施錠 |一、福満預りノ御門、御留守中ハ、ゑびをおろし可申旨、津川四郎右衛門殿・矢野利斎へ、両度御
ヲ命ズ | 聞之由被仰聞せ候由、申渡候ニ付、今夕ゟ、御門たてさせ可申との儀候事
| 〃〃〃
| (師)
物師ノ裁縫見込ナ |一、北ノ御丸ニ、被置せ候御物仕之内、二人役ニ不立候者御座候、志加殿と談合仕候ヘハ、とかく仕
キ者ヲ召放ス | ならい候ても、御用ニ立候様ニハ、ぬい物成間敷候間、御扶持放可申之由、矢野利斎申候事
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| (仕脱・荒仕子、右同)
門番減員 |一、同所ニ、荒子壱人・御長柄ノ者壱人、合弐人、被付置せ候、荒子壱人ニ而、可然由ノ由、利斎申
| 候事
| (田中氏久)(野田幸長)
小倉町人忠利ノ許 |一、当町人無御意、米を猪兵衛・小左衛門なと御家中借遣候分、御貸米・種米之内なとにて、押取遣
可ナキ貸米無用 | (国遠)
書状ヲ求ム | 候事無用之由、奉行衆・道倫申候処ニ、猪兵衛・小左衛門申候ハ、左候ハヽ、各ゟ両人へ書状ヲ
| 給候へと申ニ付、各同心ニて、状を可遣之由候事
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