熊本市の繁華街・上通りアーケード街の中に「金龍堂まるぶん店」がある。この店の正面に龍ならぬカッパがお客さんを迎え入れている。社長のアイデアが功を奏し、今では知らない人はいない。異形のこのカッパは法被を着せられたり、帽子をかぶらされたりといじられ放題だが、そろそろクリスマスをにらんで赤い帽子などを被らされるのであろう。(ごくろうさん)
まるぶん書店HPから
ところでカッパと云えば熊本より八代が本場である。「加藤清正と九千坊」の話はつとに有名で、WEB上でもたくさん紹介されている。八代には「河童共和国」が存在する。
「肥後の河童」と題する上記原文を読まれた人は稀であろうから、ここでご紹介しておこう。柳田國男氏の活字もいいがちょっと苦労をしてこの文章を読んでいただきたい。
必要あれば後日釈文も御披露しよう。