津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

木下韡村の生涯とその魅力

2013-10-03 15:18:21 | 書籍・読書

 

 木下韡村の生涯とその魅力 ― 韡村書屋に集まる廉潔の志士たち

木下韋華村の生涯とその魅力
幕末の若者を引きつけたのは なぜ!
 

著者:木野主計
体裁:新書判、並製本、248ページ
出版年月日:2013年8月15日 
定価:1,260円(本体1,200円+税)
ISBN:978-4-87755-468-2 C0221
発行:熊本日日新聞社
制作・発売:熊日情報文化センター

 お求めは書店、熊日販売センター、熊日支社・総支局、または熊日情報文化センターTEL096(361)3274。こちらからもご注文いただけます。


内容

幕末に熊本城下で私塾「韡村書屋」を開いた木下韡村の生涯と塾の教育姿勢を明らかにする。塾では宮崎八郎、北里柴三郎、井上毅や近代日本を背負った人材が教えを受けた。といっても、韡村はほとんど知られていない。

著者紹介

國學院大學客員教授、図書館情報学、近代日本法制史、井上毅研究の第一人者。

 

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平成25年9月24日、菊池市教育委員会主催の講演会に、この本の著者である木野主計氏がこられて後援された。
そのレジュメを中村勝氏から頂戴した。
そのレジュメは43ページに及ぶもので、これを読んだばかりでも御年83歳になられる木野先生の熱い思いが伺えるようである。

少々気に成るのが嘉永六年六月に「時習館教授を拝命された」として居られることである。
これはどういうことか、韡村が教授になったという記録は存在しないと思うのだが、こんなにはっきり書かれると「もしかしたら・・・」という気にさせる。
先生に出典をお尋ねするか、韡村日記を読んで確認するしかない。

実は昨日熊本県立図書館に出かけた際、「木下家文書」から、「下津求馬が木下韡村に宛てた書状」を見付けてデジカメ撮影してきたばかりの事だった。
いろいろ調べていたら、韡村が高祖父・上田久兵衛に宛てた書状も三通「木下家文書」に存在することが判った。奇遇なことである。
しばらく「木下家文書」の周辺に取り付くことに成りそうである。
 

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秋の展覧会

2013-10-03 07:37:33 | 展覧会

 秋に展覧会シーズン、各地の予定を追ってみた。

                                     霜月頃

■熊本県立美術館

       細川コレクション展 細川コレクション展示室
       第Ⅲ期 <特集>幕末の肥後-黒船来航の衝撃-

           
特別講演「幕末熊本藩と海外情報」
                 【日時】11月16日(土) 13:30~15:00
                 【場所】本館講堂
                 【聴講料】無料
                 【申込】不要
                 【講師】木村 直樹 氏(長崎大学准教授)



       
コレクション展 2F展示室
           第Ⅲ期 <特集>今西コレクション名品展 

■八代市立博物館・未来の森ミュージアム

       平成25年度秋季特別展覧会 八代の歴史と文化23 
          秀吉が八代にやって来た 

           出品リストを見ると全国からすごいものが集結している。 
                    http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/event/2013/pdf/hidelist.pdf

■人吉城歴史館
       平成25年度人吉城歴史館特別展 10月4日~12月8日
           波乱万丈!相良清兵衛伝

           記念講演会 「相良清兵衛とは何だったのか--御家騒動史の一断面--
                    平成25年10月12日(土)10~11:30 カルチャ―パレス第2会議室
                    講師:九州産業大学准教授・福田千鶴 

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