前回「■八代朽木家取扱之扣写(4-1)」を取り上げてから、一月ほど経ってしまった。
忘れていたわけではないが、思いのほか日にちを経てしまい、あと2頁のことだから早々に片づけなければならない。
訳相之事ニ而も有御座間敷哉と乍恐奉存候
御書面ニも定彦殿事御用ニ相被申候
所御心元なく被思召上家来之取扱家を
納メ被申候事中/\出来兼加申と被思召
上候間私抔見及候處ニ而は少も左様ニは相見
不申随分惣躰之儀も宜相見申候私儀は
猶更氣薄生付ニ而御座候将共定彦殿
當年之年齢ニ而家督さへも仕當時迄成
ニ相勤居申候事ニ御座候 将ハ定彦殿迚も
勿論相勤不申候と申訳も無御座一旦相勤
被申萬々一御見込通ニ相勤不申節ハ跡之処ハ
信記・磯次郎も居申候事ニ御座候得はとち
らに仕之跡を譲被申候得は何そ跡ニ他處ゟ
養子と申事も無御座候得は一旦は幸
先祖之血脈之定彦殿事候得ハ相勤
被申候方宜様乍憚奉存候 此節強而定彦殿
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