津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

絵図に熊本の変貌を見る・・(2) 明治6年~10年

2012-09-29 13:53:29 | 地図散歩

          赤水色で色分けした部分は明治10年の西南の役による、火災による焼失地域水没地を示してみました。
          水没に至ったのは井芹川下流を堰止め(図左下)した為ですが横手・新町・島崎・花園地域が被害を蒙っています。
          城内や花畑邸はすっかり軍(熊本鎮台)に接収されてしまっています。そして城下町のほとんどが戦火で焼失しました。
          細川家は北岡邸(妙解寺内)に居られましたが、姫様方は城下町に火が入れられる直前に立田邸(泰勝寺)に避難されました。 
                http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/3270/1/BR0093_73-109.pdf

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『信長記』と信長・秀吉の時代

2012-09-29 09:14:57 | 書籍・読書
     『信長記』と信長・秀吉の時代
     金子 拓
     勉誠出版

 

目次

序 金子拓

第一部 「首巻」の研究
   牛一の推敲について―「首巻」における伝本間の異同を中心に― 和田裕弘
   再考・桶狭間合戦―天理本・個人蔵本を中心に― 桐野作人
   コラム1 『信長記』研究の課題 和田裕弘

第二部 『信長記』編纂の研究
   『信長記』編纂の要件―越前の一向一揆を糸口として― 杉崎友美
   太田牛一著『信長記』の日付けについての考察―日付けに疑問のある項目の指摘― 谷口克広
   コラム2 名古屋市博物館所蔵『信長記』の紹介 金子拓

第三部 太田牛一自筆本の研究
   『大かうさまくんきのうち』の執筆目的と秀次事件 矢部健太郎
   太田牛一自筆『太田牛一旧記』について 金子拓
   コラム3 芝村藩織田家に伝わった未紹介の信長文書 和田裕弘
   コラム4 滝川一益の前半生 金子拓

第四部 信長権力と『信長記』
   織田信長の桐紋拝領と「信長公記」 堀新
   「鉄ノ船」の真相―海から見た信長政権― 黒嶋敏
   コラム5 信長と大砲 桐野作人

【付】史料紹介『別本御代々軍記』(太田牛一旧記) 金子拓

あとがき

執筆者略歴

 

編著者プロフィール

金子拓(かねこ・ひらく)
東京大学史料編纂所助教。専門は日本中世史。
主要著書に『中世武家政権と政治秩序』(吉川弘文館、1998年)、『織田信長という歴史―『信長記』の彼方へ―』(勉誠出版、2009年)、『記憶の歴史学―史料に見る戦国―』(講談社、2011年)などがある。

書評情報

・「日本経済新聞(電子版)」(2012年7月5日)にて、本書の紹介文が掲載されました。
・「読売新聞」(2012年8月26日)にて、本書の書評が掲載されました。

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御恵贈御礼・・昭和十一年版「肥後人名辭書・全」

2012-09-29 08:49:39 | 地図散歩

                                        152×220×15 272頁 活版印刷・和綴じ本
                高見権右衛門殿のご子孫、伊東市在住のYT様から御恵贈給わった。初版の貴重な本である。心から御礼申し上げる。

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