津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

本好きのためのウォーキング入門

2012-09-14 18:24:31 | 書籍・読書

 

       本好きのためのウォーキング入門 (平凡社新書)
 
                 平凡社

  ふとこの時代に二宮尊徳でもあるまいしと思ってしまった。そして自らの早合点に笑ってしまった。
 ものを書く人たちの視点のすごさを思い知らされる。佳書である。 

 

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
ひたすら歩くウォーキングもいいが、知性と感性で楽しむ“スローウォーキング”もいいもの。川端や太宰、安吾、藤沢周平など、文豪が遺した名作の舞台や場面を訪ねてみよう。ウォーキングの達人が選ぶ、おすすめ35コース。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 名木の根元を探るウォーキング/第2章 名作の場面を追うウォーキング/第3章 古典の核心に迫るウォーキング/第4章 歴史の舞台を踏むウォーキング/第5章 古道の今昔を知るウォーキング/第6章 芸術の真髄に触れるウォーキング

【著者情報】(「BOOK」データベースより)
武村岳男(タケムラタケオ)
新聞記者、スポーツ誌編集長を経て現在はスポーツジャーナリスト。学生のころから登山やスキーなどアウトドアスポーツに打ち込み、なかでもウォーキングは50年近くのキャリアがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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源君御扈従中根左源太勘気御免の事

2012-09-14 08:50:33 | 史料

「常山紀談拾遺 巻四」に 源君御扈従中根左源太勘気御免の事 という一文がある。

松倉長門守勝家は、島原(肥前の国則勝家領之)の賊のことに依りて身上滅亡せり。勝家の士飯村助兵衛と云もの、浪々して芸州広島松平安芸守光盛の城下に来る。広島の諸士島原の事を尋聞く。或とき天野半之助、飯村に、城中より長州の手へ夜討はなかりしや、と問。飯村答て、その儀なり。松倉家はその備尤厳にして雲火を投外聞を出し、夜打などに思ひよらず、と云。天野笑て、長州の家も末になりて、ことの意を解する人なかりしにや。古老の士あらば左はあるまじ。夜討のかゝるやうにしてこそ大利は有べけれ、と云へり。天野は始、源君の御扈従なり。中根左源太と号す。傍輩の士と口論して出奔し、後大坂の役道明寺口にて、松倉豊後守重正に属し、働功有ければ御勘気を許され、浅野但馬守長盛に仕禄二千石、光盛の代迄奉仕せり。
 
源君とは神君家康公のことである。そしてこの中野左源太こそ細川家家臣・上田新兵衛・天野善左衛門のご先祖である。
 
                                     1          2         3
    中根新兵衛---左源次-----+---主水正====(上田)新兵衛---治部左衛門---宇兵衛・・・・・・・・・・・→上田家(500石)
              天野半之助   |
                      |
                      |            1
                      +---半右衛門----善左衛門・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・→天野家(200石) 

常山紀談では中根左源太とあるが、上田家・天野家の先祖附は左源次としている。
この左源太(次)の家康の下からの出奔については、次のようにある。
                      http://bushomemo.blog.fc2.com/blog-entry-708.html (同僚との口論から)
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