津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

梅雨に入り候様子の由に候へとも

2010-06-14 17:08:52 | 徒然
 熊本は昨日梅雨入り(した模様?)そうだが、時にはピーカン状態でほんまかいなと思ってしまう。4日続いた30℃越えも昨日は一段落、予報によると今日は夕方から雨などと報じているが・・気配なし。
八代松井家松濱軒や玉名の高瀬川の菖蒲が見頃ですときいて一週間ほど経つ。

   松濱軒 www.yado.co.jp/hana/kumamoto/syohinken/syohinken.htm
   高瀬川 city.tamana.lg.jp/.../midokoro/hanakikou/takasehanashobujouhou.html

 あちらこちらからあじさいの花のたよりが聞えてくるが、カラカラ状態ではあじさいも引き立たない。我が家の「がくあじさい」もはや枯れかかっている。最近花に水をやるのも億劫になりつつある爺としては、ざっと一雨お願いしたい。
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細川三斎―茶の湯の世界

2010-06-14 13:20:14 | 書籍・読書
細川三斎―茶の湯の世界
矢部 誠一郎
淡交社

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【本の内容】

「利休正統」をつらぬく「強き」茶風。利休七哲の一人であり、剛勇の気格と父・幽斎ゆずりの教養より生まれた三斎の茶の湯を探る。

【目次】

第1章 三斎研究史
第2章 若き三斎(忠興)の茶の湯
第3章 家老松井康之の茶の湯
第4章 千利休との交流
第5章 徳川将軍家と三斎(忠興)
第6章 三斎の茶の湯の大成

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「利休百回記」を読んでいる。天正十九年閏正月正月三日の昼のお客は松井佐渡守である。解説を読むとこの人物について次のように記してある。

 【松井佐渡守とは忠次のことでであらう。本姓松平氏であるが、天正三年松井を許された。利休がこの月秀吉の勘気を受けて堺に下ったが、その時下堺の使者になったのはこの佐渡守であった。】

 「ご冗談でしょう」と思いながら、また利休や松井佐渡守にかかわる本を読まなくてはと思ってぐぐっていて見つけた本である。

 
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読下し「正保四年五月漢朝ホルトカル國ヨリ舩来朝」-- 2(了)

2010-06-14 08:10:08 | 歴史


一、同廿二日政所ヨリ被仰渡候ハ彼黒舟
   宗門勧ニハ不参加勢之儀■■
   参候ニ付帰國被仰付候間左様ニ
   相心得候へノ旨被仰聞候事
一、同廿四日彼黒舟物音ヲ不仕シツ
   マリ常ニ様子替候間不圖石火矢
   ナト打申儀も可有之候間油断無
   之様ニ御觸候事
一、同廿七日
   一番 益田弥一右衛門・谷忠兵衛    
   二番 神足庄五郎  ・長尾伊織
   三番 山田新五郎 ・竹原庄大夫  
   四番 陳佐左衛門 ・的場勘平
   五番 松山兵左衛門・井関左近右衛門
   六番 横井牛右衛門・中路内蔵之助
   右セき舟ニ乗候衆二艘宛今晩より
   舟場之内へ御番相勤可被申候前日
   申ノ刻より明辰ノ刻迄被相勤御番代ニ
   参候衆ニ引渡可被罷帰候舟懸場
   之儀ハ最前御番被仕候衆へ可被相尋候
   以上
    七月廿七日     長岡勘解由
一、八月朔日黒舟御返シ被成候ニ付加ひ
   たんへ御使者被遣候間石火矢打
   申事可有之間騒申間敷政所より
   被相觸候事
一、同三日夜ニ入川口ニ居申候舟懸リ直シ
   候事
一、同日黒舟帰帆被仰付候浦々口舟
   懸リ仕候共陸地へ上ケ申間敷由被伝觸候
   事
一、同四日黒舟へ兵粮水被遣候事
一、同五日早天ヨリ黒舟出舩仕候様ニと
   被仰付候間舟ノ懸リ様先手其
   心得可有候若黒舟高ホコヨリ
   内ニテ石火矢ヲ打申候ハゝ御乗取
   可被成候間其心得可仕由黒舟碇ヲ
   繰候時分ハ夘ノ上刻ニ而御座候
   申ノ下刻高ホコ迄罷出候事
一、黒田殿西泊戸町より被罷出向合ニ
   舟ヲ被備候事
一、隠岐守殿も舟ヲ備諸事御支配
   之事
一、同六日黒舟無異儀出舟仕ニ付監物
   勘解由石見弥二右衛門政所江罷出候事
一、同日明日木鉢へ舟ヲ御入被成候何茂
   舟数之儀ニ候間口論無之様可相心得
   之由御觸
一、同七日木鉢へ舟入申候替之儀無之事
一、同九日黒舟長崎より十五里沖へ走出候
   由政所へ注進有之事
一、同十日監物勘解由政所へ被罷出候へハ
   隠岐守殿攝津守殿織部殿三郎左衛門殿
   御列座ニ而被仰候ハ今度被入御情候
   儀舟橋之御忠節肥後守殿ハ何茂
   具ニ御物語可申由被仰候ニ付監物
   御請申上候ハ何ヲ仕上タル御奉公も
   無御座候處■所御意共有難
   奉存候由申上首尾能退出仕候
   事
一、同十二日ノ晩攝津守殿織部殿長崎
   御立被成候事
一、同十三日筑前守殿長崎御立被成候事
一、同十四日隠岐守殿長崎御立被成候事
一、同十六日監物舟ニテ何茂振廻被申候
   事
   従熊本被差向人数
一、一番備      長岡勘解由組共ニ
    亥ノ六月廿七日夜ニ入注進即夜丑ノ刻
    出陳七月朔日辰ノ刻長崎着

            沼田十五郎
    御番頭            同
     藪 図書       筑紫左近
  三十挺            同添頭
   山田新九郎      竹原庄大夫
  三十挺            同添頭
   木戸半左衛門     野田安兵衛 
  廿挺             廿挺
   横井牛右衛門     齊藤又大夫
  廿挺
   中路内蔵之助     丸山左京

   一尾喜内       渡部市十郎
    外科
   石川松庵       平野弥二右衛門
    石見組
     氏家志摩       楯岡孫一郎
                   監物組御番頭
     三宅藤左衛門     谷 内蔵允
    監物組御番頭
     藪 市正       藪 小吉
       右之分者勘解由下知可仕旨御印

一、二蕃備      長岡監物組共ニ
    亥ノ七月七日出陳
    同十日長崎へ着     米田与七郎
    人持             御番頭
     志水新之允      谷 内蔵允
    御番頭            廿挺
     藪 市正       谷 忠兵衛
    廿挺             同
     陳 佐左衛門     神西金右衛門
    同              同
     山崎太郎左衛門    小崎五郎左衛門

     尾池傳左衛門     三宅藤右衛門

     西山八郎兵衛

一、三番備       清田石見組共ニ
    亥ノ七月十日出陳    同 味右衛門
                   御番頭
     南条大膳       氏家志摩
    御番頭
     松山権兵衛      牧 平左衛門
    三十挺            三十挺
     長尾伊織       都甲太兵衛
    廿挺             廿挺
     井関左近右衛門    松山権兵衛 
    同              同
     的場勘平       清成武右衛門
    十挺             十挺
     高尾求馬       中川梶右衛門
    
     出田左兵衛      清田角左衛門
    廿張
     續 平右衛門     澤村権次
    御醫師            御醫師
     竹原道印       北村宗雲
    五拾挺            五拾挺
     奥田権左衛門     伊丹治左衛門

     朽木内匠       長岡玄安

     三池善大夫      細川刑部

一、四番       小笠原備前組共ニ
   亥ノ七月出陳
     松野右京       佐久間半之允
    御番頭            御番頭
     小笠原民部      填島半之允
    三十挺            三十挺
     益田弥一右衛門    白木貞右衛門
    廿挺             添頭
     牧 丞大夫      平野太郎左衛門
    廿挺             十挺
     上田太郎右衛門    岡部庄之助
    十挺             添頭
     池永源大夫      矢野勘右衛門
    十挺
     小笠原又右衛門    尾池藤左衛門
    
     齊藤勘助       齊藤弥八郎
        御舟手
          村上七左衛門   同左平太
     
御人数合五千三百九十四人
御舩都合弐百三十八艘
    舟頭水主四千百五十人

 長崎ヘ遣置候衆
 石見組支配之替組ニ戻ル
     續平右衛門    奥田藤左衛門
      此両人ハ最初ニ被遣置

 速水助兵衛    渡部武右衛門
 明石源太夫    鎌田弥五左衛門
 寺本久太郎  御側足軽頭續ニ替ル 

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