津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

国立公文書館デジタルアーカイブ

2008-03-18 11:37:54 | 歴史
次のような情報を、簡単に手に入れることができるのは大変ありがたい事だ。
ただ、お江戸まで登らないといけないのが難点、コピーサービスは出来ないのかしら。

上田休(久兵衛)処刑に関する公文書
14 上田休元口供擬律宣告書届
[請求番号] 本館-2A-010-00・公02170100 [件名番号] 014 [作成部局] 太政官 [年月日] 明治10年 10月 [マイクロフィルム] 027600-0111
15 大山綱良同上(上田休元口供擬律宣告書届)
[請求番号] 本館-2A-010-00・公02170100 [件名番号] 015 [作成部局] 太政官 [年月日] 明治10年 10月 [マイクロフィルム] 027600-0117
16 同人始処断届
[請求番号] 本館-2A-010-00・公02170100 [件名番号] 016 [作成部局] 太政官 [年月日] 明治10年 10月 [マイクロフィルム] 027600-0127
19 臨時裁判所於テ処刑ノ概表
[請求番号] 本館-2A-010-00・公02170100 [件名番号] 019 [作成部局] 太政官 [年月日] 明治10年 10月 [マイクロフィルム] 027600-0186

上田久兵衛を含む贈位内申書
15 故 細川忠利(内務省九)
[請求番号] 本館-2A-040-05・贈位00132100 [件名番号] 015 [作成部局] 内閣 [年月日] 昭和03年 05月31日
16 故 浅井鼎泉(内務省九)
[請求番号] 本館-2A-040-05・贈位00132100 [件名番号] 016 [作成部局] 内閣 [年月日] 昭和03年 05月31日
22 故 上田久兵衛(内務省九)
[請求番号] 本館-2A-040-05・贈位00132100 [件名番号] 022 [作成部局] 内閣 [年月日] 昭和03年 05月31日
23 故 池辺吉十郎(内務省九)
[請求番号] 本館-2A-040-05・贈位00132100 [件名番号] 023 [作成部局] 内閣 [年月日] 昭和03年 05月31日
(忠利公と一緒というのに首を傾げるが、他はかっての仲間である。もっとも久兵衛に関するこの申請は
空振りに終わっているようだ)
 
「殺しておいて叙勲もなかろう」というのが、子孫の一人としての正直な思い。
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典拠

2008-03-18 08:38:35 | 徒然
 「肥後もっこす」をぐぐると、「ウィキペディア」が極めて丁寧に解説してくれている。今日の熊本日日新聞の「新生面」に、「肥後の鍬形」という言葉があって目に飛び込んできた。次に「薩摩の大提灯」とある。優秀な記者さんのことだから、先刻ご承知の言葉だろうが、「ウィキペディア」の内容によく似ているなと、ふと思ってしまった。「ウィキペディア」は二つの言葉の典拠として、【高松光彦 『九州の精神的風土』(改訂版)p.352 】【祖父江孝男 『県民性 - 文化人類学的考察』 p.203 】をあげているが、私は「ウィキペディア」に頼ってきたので、これではいかんと二つの著書に目を通さなければと思っている。インターネットの世界は、沢山の情報を瞬時に手に入れることができるが、まさに玉石混交の世界で、何が本物かを見定めるのは利用者の力量である。恥ずかしいことだが、私もある情報を信じ込んでしまい、あるお宅の情報として書き込んでいるが、最近どうも間違いだと気が付いてその修正に頭を悩ませている。(サイト内検索がないから、何所に書き込んでいるのかが把握できない)典拠を明らかにすればよいというものでもない。典拠が間違っているという事実が問題なのだ。インターネットの利用者は、それに気がつかず情報を利用した結果、出所が推察されるような間違い情報が散乱している。発信者の一人として心しなければならないと、深く感じている。
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