中国の山東省で17日、ある女性警官が年老いた修理工を蹴とばした上、土下座をさせる事件が発生。群衆の怒りを呼びました。写真の女性は山東省女子刑務所の警官、林氏です。17日の午後5時過ぎ、済南市のある大通りで車の修理をしていたとき、列の順番が原因で、60歳あまりの修理工、謝さん夫婦といさかいになります。女性警官は夫を呼び寄せると、謝さんを蹴とばしたうえ、土下座をさせました。現場はあっという間に、怒りを爆発させた市民で埋まりました。
現場を通りかかったという山東大学の元教授、孫文広氏によると、女性警官は出動した警官の前でも謝さんを殴り続けたそうです。群衆の怒りの前に、女性警官夫婦はパトカーに隠れるしかありませんでした。
山東大学 孫文広元教授:「群集はパトカーをかつぎ投げすてました。激昂した群衆は喝采しました。女性警官はやむを得ず土下座しました」
群衆は、事件の処理を約束した警察の言葉を信じていません。
警察:「大丈夫、法律に基づき処理するから」
群衆:「今は無理ですか、信じられません。女性警官の名前を教えてください」
警察:「みんなを裏切らない、追跡調査を約束する。道路をふさいでも仕方がないから帰りなさい」
群衆:「なぜ解決できないのですか、女性警官は地元人でしょう?みなぐるなのに、公正に処理できますか」
群衆の抗議について、中国人の目覚めだとの評価もあります。
済南市の人権活動家 巩磊氏:「平等・民主自由を求める心が近づいてきました。我々にとって励みになります」
@さあ、リビアの次はシナと日本だね。権威なき権力者の専横というか横暴圧政は断固討つべし。但し民主化なんてデマゴギーに心奪われる事なく、飽くまでも民族の主体性を錦の御旗として戦う事。我が国の現状をみれば分かるでしょ。