トルコ軍は23日、武装組織・クルド労働者党(PKK)の拠点があるイラク北部に向けて17日から実施した越境攻撃で、90~100人のPKK戦闘員を殺害したと発表した。軍によると、PKKの潜伏場所など132カ所を空爆。さらに地上からも砲撃を加えた。今回の攻撃は、トルコ南東部で17日、軍の車列がPKKに攻撃され、兵士ら9人が死亡したことへの報復とみられる。PKKはクルド人による自治拡大をトルコに求めているが、同国や米国などはPKKをテロ組織に指定。トルコ軍は掃討作戦を続けている。
@クルド労働者党(PKK)初めて知りました。時代遅れの左翼集団のようですが、また報復合戦が始まるんでしょうね。今後の展開に注目したいと思います。
参考 クルド労働者党(PKK)
マルクス・レーニン主義を掲げ、共産主義とトルコ・クルディスタン(トルコ南東部)のトルコからの分離独立(のちに自治要求に緩和)の実現を目指してアブドラ・オジャランによって1978(昭和53)年(1974(昭和49)年?)に設立された組織。略称の "PKK" で呼ばれることも多い。自爆テロや誘拐などを常套手段とするためアメリカにテロ組織と認定されている。現在の勢力は兵力1万〜1万5千(トルコとイラクに半数ずつ)、トルコとヨーロッパに数千の支持者を持つが、最大時には兵力5万、支持者37万5千を持っていた。また諸外国ではシリア、イラク、イランが安全避難所と控えめな支援を行なっている(ただしシリア政府は1998(平成10)年10月にPKKを領土から追い出している)。
1984(昭和59)年以降は激しい武力闘争を開始。元々は山岳地帯の東部クルド人居住地域トルコ国内において活動し、同地帯を無法地帯化するほどの勢力を持っていたが、1995(平成7)年より開始されたトルコ軍の本格鎮圧作戦により主力部隊はイラク北部に逃れている。この頃より都市部でのテロ行為に活動の中心を移している。それらトルコ軍との戦いで双方に3万人以上の死者を出している。また、西欧、特にドイツのトルコ移民を社会を標的として、クルド人移民社会を隠れ蓑にホテル爆破や外国人観光客誘拐を行なっている。
1999(平成11)年2月15日、オジャランは潜伏先のケニアのナイロビでトルコの治安要員に拉致され、同年8月3日、獄中から武装闘争の中止を宣言。残るPPK指導者もそれを支持し、同月5日に同月五日武闘停止を表明。2002(平成14)年4月にはこの政策転換を印象づけるために党名も「クルド自由・民主主義議会(KADEK)」と改称した。しかし、トルコ政府と軍はPPKをテロ組織として殲滅するという方針を変えておらず、EUやアメリカもテロ組織と指定したままである。
大国はすぐにテロという言葉を使いますが、小が大に戦いを挑むのはレジスタンスでありゲリラ戦です。
@クルド労働者党(PKK)初めて知りました。時代遅れの左翼集団のようですが、また報復合戦が始まるんでしょうね。今後の展開に注目したいと思います。
参考 クルド労働者党(PKK)
マルクス・レーニン主義を掲げ、共産主義とトルコ・クルディスタン(トルコ南東部)のトルコからの分離独立(のちに自治要求に緩和)の実現を目指してアブドラ・オジャランによって1978(昭和53)年(1974(昭和49)年?)に設立された組織。略称の "PKK" で呼ばれることも多い。自爆テロや誘拐などを常套手段とするためアメリカにテロ組織と認定されている。現在の勢力は兵力1万〜1万5千(トルコとイラクに半数ずつ)、トルコとヨーロッパに数千の支持者を持つが、最大時には兵力5万、支持者37万5千を持っていた。また諸外国ではシリア、イラク、イランが安全避難所と控えめな支援を行なっている(ただしシリア政府は1998(平成10)年10月にPKKを領土から追い出している)。
1984(昭和59)年以降は激しい武力闘争を開始。元々は山岳地帯の東部クルド人居住地域トルコ国内において活動し、同地帯を無法地帯化するほどの勢力を持っていたが、1995(平成7)年より開始されたトルコ軍の本格鎮圧作戦により主力部隊はイラク北部に逃れている。この頃より都市部でのテロ行為に活動の中心を移している。それらトルコ軍との戦いで双方に3万人以上の死者を出している。また、西欧、特にドイツのトルコ移民を社会を標的として、クルド人移民社会を隠れ蓑にホテル爆破や外国人観光客誘拐を行なっている。
1999(平成11)年2月15日、オジャランは潜伏先のケニアのナイロビでトルコの治安要員に拉致され、同年8月3日、獄中から武装闘争の中止を宣言。残るPPK指導者もそれを支持し、同月5日に同月五日武闘停止を表明。2002(平成14)年4月にはこの政策転換を印象づけるために党名も「クルド自由・民主主義議会(KADEK)」と改称した。しかし、トルコ政府と軍はPPKをテロ組織として殲滅するという方針を変えておらず、EUやアメリカもテロ組織と指定したままである。
大国はすぐにテロという言葉を使いますが、小が大に戦いを挑むのはレジスタンスでありゲリラ戦です。