大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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米中首脳会談 台湾情勢めぐり意見対立際立つ 対話継続では一致

2022年07月29日 10時35分00秒 | 緊張高まる南シナ海 東シナ海 台湾 Quad 日米豪印 AUKUS クアッド
アメリカのバイデンと中国の習近平が電話による首脳会談を行い、台湾情勢をめぐってはバイデンが一方的な現状変更に反対したのに対し、習はアメリカの干渉だと強く反発し、意見の対立が際立つ形となりました。一方で、両首脳は対話は継続し、今後、対面での首脳会談の時期を模索していくことで一致した。
アメリカのバイデンと中国の習近平は日本時間の28日夜、電話による首脳会談を行い、ホワイトハウスによりますと会談はおよそ2時間20分続いたということです。ホワイトハウスは会談後、声明を発表し、台湾情勢について、バイデンがアメリカの「1つの中国」政策に変更はないとしたうえで、「現状を変更したり、台湾海峡の平和と安定を損なったりする一方的な行動に強く反対する」と強調し、中国をけん制したとしています。
これに対し、中国外務省は会談後の発表で習が「火遊びをすれば必ずやけどをする。アメリカはこれをきちんと理解すべきだ」と強く警告したとしていて、台湾をめぐり意見の対立が際立つ形となりました。
またペロシ下院議長の台湾訪問が取り沙汰されていることに中国が強く反発していることについてバイデン政権の高官は「それは議長の判断だ」と述べるにとどめ、首脳会談の中でやりとりが行われたかどうかについても明らかにしませんでした。
一方、この高官は、両首脳は対話は継続し、対面での初めての首脳会談の時期を模索していくことで一致したとしています。
また中国外務省も「さまざまなレベルで意思疎通を維持し、協力を推進しなければならない」とした上で、安定したサプライチェーンやエネルギー、それに食料安全保障問題についても意思疎通を続けていくべきだとしていて、利益が重なる分野も含め対話を継続することを再確認しました。

@親中バイデンのお家芸。事なかれ主義。ペロシ下院議長の訪台を、軍は良しと思っていないと軍のせいにしてお茶を濁している。

参考:米国のナンシー・ペロシ下院議長(民主党)による台湾訪問計画を巡り、中国が「座視しない」と反発している。バイデン米政権は、中国との緊張関係が過度に高まらないよう慎重に対応しようとしている。ペロシ氏の訪台は、英紙フィナンシャル・タイムズが18日、日本やシンガポールなどアジア歴訪の一環として「8月に予定している」と報じた。ペロシ氏は報道を肯定も否定もしていないが、21日の記者会見では、中国による軍事行動を抑止するためには「我々が台湾に対する支持を示すことが重要だ」と述べた。下院議長は大統領が死亡したり、職務不能になったりした場合の権限継承順位が副大統領に次ぐ2位で、閣僚より上だ。訪台すれば1997年以来25年ぶりで、米台関係の緊密さをアピールできる。ペロシ氏は4月にも訪台を調整したが、新型コロナウイルスに感染し、実現しなかった。