10数年間に渡り噂されてきたYJ-12超音速対艦ミサイルとYJ-100遠距離対艦巡航ミサイルが、このほど初めて全容を現した。ネット上の写真を見れば、YJ-12のサイズや重量などを大まかに予想できる。
YJ-12は超音速空対艦巡航ミサイルで、中国海軍のH-6爆撃機と新型のJH-7B戦闘機に搭載される。アナリストは、「YJ-12とYJ-100の弾頭は驚異的な威力を持ち、一発が命中すれば1万トン級の作戦艦艇を航行不能に陥らせるか、沈没させることが可能だ」と指摘した。
別のアナリストは、「YJ-12のサイズはこれまでの報道内容を大きく下回る。これはその射程距離と飛行速度が予想されていた程度には達しないことを意味する。現時点の合理的な推測によると、YJ-12の最大射程距離は約220キロ、最大飛行速度はマッハ3ほどに達する。YJ-12は解放軍の武器の中で、主に空対艦ミサイルとしての役割を果たす」と分析した。
＠誘導方式は、慣性航法＋衛星位置測定システム（中間段階）or アクティブ・レーダー誘導/TV誘導/赤外線画像誘導（終末段階）
CM-302＝YJ-12超音速対艦ミサイルの輸出バージョン