大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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日本がF-35の組立を開始、中国のJ-20に対抗か

2015年12月20日 11時34分07秒 | 運命共同体としての日米同盟 互角の日米安保体制構築 日英共同訓練

日の丸F-35A

 
三菱重工 (MHI : Mitsubishi Heavy Industries) は、愛知県西春日井郡豊山町にある防衛省向け生産拠点である小牧南工場を刷新した。F-35 戦闘機の最終組み立てラインや、F-4 戦闘機の修理ラインを整備。全7棟の内2棟の格納庫が立て替えられ、総投資額は国防予算を含め1000億円超。


IHI瑞穂工場

次世代ステルス戦闘機F-35の機体組立作業が15日、日本の名古屋で始まった。多くの日本企業が参与している。米軍事分析サイト「ディフェンス・ニュース」が15日に伝えた。
日本が生産許可を得た該当機種は「AX-5」と呼ばれる。日本企業は12月15日より、日本でF-35戦闘機の主翼、垂直尾翼、機体の接合を開始した。これは節目となる重大な出来事だ。米国と日本の契約内容によると、日本はF-35を42機調達することになる。うち1-4機目は米国で生産され、早ければ2016年に交付される。残りの38機は、日本国内で組み立てられる。日本企業が独自に組み立てるF-35の第1陣は、2017年に正式に航空自衛隊に就役する。
イスラエルやノルウェーなどの直接輸入と異なり、日本は米国製F-35戦闘機の購入時に、日本企業の生産への参与を特に強調した。IHIは日本で組み立てられる38機の、ターボファンエンジンなどの最も重要な17種の部品の製造を請け負う。その他の多くの日本企業も、電子機器など部品の生産に加わる。防衛省はこれによって、日本企業がステルス戦闘機の製造技術への理解を深め、日本が国産ステルス戦闘機を開発するための基礎を固めることを願っている。また米国と協力しF-35の部品の生産を続け、海外に輸出しようとしている。

米国の宣伝によると、F-35は制空権争奪、空対地攻撃、電子戦などさまざまな任務を遂行できる。防衛省は、F-35の最大の特長を空の情勢の感知能力としており、米国と日本の軍事力間の連携を強化し、米日の軍機の心を通わせることができると判断している。台湾紙『中国時報』は16日、日本はF-35により、中国人民解放軍のJ-20やJ-31といった新型ステルス戦闘機に対抗しようとしていると報じた。

防衛省、三菱重工とIHIにF-35整備拠点設置予定
具体的な整備機種、作業内容を米政府と調整
 防衛省は12月18日、米政府が日本にF-35戦闘機の機体とエンジンの整備拠点を設けるとの発表に加え、日本における機体のリージョナル・デポは三菱重工小牧南工場(愛知県豊山町)に、エンジンのリージョナル・デポはIHI瑞穂工場(東京都瑞穂町)に設置を予定していると発表した。日本としては、機体・エンジンの最終組立・検査(FACO)施設を活用して、アジア太平洋地域での維持・整備に貢献することができれば、
(1)日本のF-35の運用支援態勢の確保
(2)国内の防衛産業基盤の維持
(3)日米同盟の強化
(4)地域における防衛装備協力の深化
といった観点から有意義であるとしている。

@J-20に対抗って、表向きは脅威と煽っていますが、その内実は雲泥の差。おごりは禁物ですが、所謂電子戦で完全優位に立つ日米に、向かうところ敵なし。
レーダー探知網力、電子戦妨害装置(ECM)、撃ちっ放しミサイル等、その差は歴然。近々での有視界戦(ドッグファイト)なんてあり得ない。
実際やってみれば分かるが、やらなくても分かるのが近代戦。それが抑止力。シナと違って、日米のハイテク戦に関するスペックは嘘をつかない。

12月17日、フロリダ州ティンダル空軍基地で行われている空戦演習「チェッカーフラッグ」に参加する、第58戦闘飛行隊(エグリン空軍基地)所属のF-35AライトニングII戦闘機。