大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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米・キューバが国交回復 54年ぶり大使館再開  新ポスト冷戦時代の始まり!

2015年07月21日 08時27分32秒 | 米ユニラテラリズム(良い意味での)
米国とキューバは20日、1961年の断交以来、54年ぶりに国交を回復し、相互に大使館を再開した。キューバ革命に端を発し、東西冷戦時代を経て今日に至る反目は終焉(しゅうえん)へと向かい、新たな時代の幕開けとなる。だが、キューバ国内の人権問題や、米国による経済制裁の完全撤廃など、なお課題が横たわる。大使館は、ワシントンとハバナにある双方の既存の利益代表部を、格上げする形で再開された。
ワシントンのキューバ大使館では午前、キューバ政府の記念式典が開かれ、ロドリゲス外相や、米政府代表としてジェイコブソン国務次官補らが出席。大勢の人が集まるなかでキューバ国旗が掲揚されると、歓声があがった。ロドリゲス外相は午後、国務省でケリー国務長官と会談し、人権問題や経済制裁、グアンタナモ米海軍基地の返還をめぐり協議する見通し。キューバ外相のワシントン訪問は、59年のキューバ革命後初めて。

ハバナの米国大使館は、利益代表部のトップだったジェフリー・ディロレンティス氏が当面、臨時代理大使となり、ケリー長官が出席しての記念式典と国旗掲揚は「夏」に先送りされるとの声明を発表した。米CNNテレビなどは20日、米政府高官の話として、ケリー長官が8月14日にキューバを訪問すると報じた。国交回復に伴う制裁の一部解除で、キューバには今後、各国や国際金融機関からのカネやヒト、モノ、情報が緩やかに増えるが、社会主義体制ゆえの政治統制がネックとなる。中国とベトナムが歩んだ道だが、国家統制の手綱をどこまで緩めるかキューバ政府の苦悶(くもん)が続く。国交回復で体制に徐々に風穴を開けようというオバマ米大統領の試みの成否は、極めて不透明だ。国交回復により、中南米で影響力を強めるロシアと中国を牽制(けんせい)し、地域に根強い反米感情を緩和する効果も見込める。だが、カストロ国家評議会議長は5月、ロシアのプーチン大統領と会談するなど関係を維持、強化する方針だ。キューバと中南米をめぐる米露中の「パワーゲーム」が、激しさを増すとみられる。

@ノーベル平和賞の価値を下げ、歴史に名を残したい欲望という名の電車は走り続けるのだ。新ポスト冷戦時代の始まり。鳩山由紀夫のようなオバマ民主党政権が終わる事を望むしかない。