
第二次世界大戦期に米国で建造された海軍のテンチ級潜水艦「海獅(アシカ)」
台湾の造船最大手、台湾国際造船は21日、第二次世界大戦期に米国で建造された海軍のテンチ級潜水艦「海獅(アシカ)」の延命改修が完了したと発表した。1945年の終戦直前に就役したディーゼル潜水艦で、73年に台湾に供与された。就役期間は世界最長という。2016年末から約6億台湾元(約21億円)をかけて改修していた。
同社は、改修には「内外の企業」の協力があったとし、蔡英文政権が進める潜水艦の自主建造計画でも人材育成面で役立つと強調した。
海龍級参考:オランダ海軍のズヴァールトフィス級潜水艦の改良型の涙滴型、セイルプレーン式の潜水艦である。当初は6隻の購入を予定していたが、北京当局からオランダへの外交圧力により2隻のみの購入に終わった。既に艦齢が20年を過ぎているが、代替艦建造計画が進捗していない上に、台湾海軍が保有するもう2隻の潜水艦である「海獅」「海豹」の艦齢は海龍級の3倍以上である60年以上に達しており、海龍級は現在もなお、台湾海軍虎の子の潜水艦として運用されている。
2014年1月6日、台湾海軍は潜水艦発射用UGM-84潜対地ミサイル32発とUTM-84L訓練用ミサイル2発、UTM-84XD実証・訓練用ミサイル2発を受領したと発表した。これらの搭載により、本級の対地戦闘能力は大幅に向上し、150海里先の地上目標への攻撃が可能になったという。
@ウムー 中々厳しいぞ。国家機密満載の潜水艦は、中々最新式は売却できないからな~