正式名はスウェーデン国防軍。陸軍・海軍・空軍の三軍、および、その他に補助組織の郷土防衛隊で構成されている。スウェーデン国防省に所属する。
スウェーデンは非同盟中立の立場をとりつつ自国を守るため強力な軍隊を組織している武装中立の国家として知られる。
兵器の国産にも熱心で独自の潜水艦・戦闘機・戦闘車両などを開発し配備している。NATOには加盟していない。そのため、軍事費、兵器生産などは自国で負担する。近年は、軍事予算は削減しているが、規模は維持している。その背景には、ロシアなど東欧を中心とした政治的な不安定さがある。
2010年7月1日には男子に対する兵役の義務が正式に廃止されたが、郷土防衛隊は3万以上を保有している。また実戦部隊は11万人おり、予備役は30万人にも及ぶ(2001年)。
人口:900万人 国防費GDP 2% 2018年度から徴兵制の復活が検討されている(18歳以上、年4000人の徴兵を予定)。
空軍:JAS 39A/14 39B戦闘機 × 82機 サーブ 39 グリペン 国産
JAS 39/13 39D 戦闘機 × 56機
S-100B/D アーガス早期警戒機 × 4機 サーブ 340
S-100B電子戦機 × 2機
陸軍:Strv-122戦車 × 120輌 西ドイツ レオパルド
Strv-121戦車 × 160輌
Strv-9040歩兵戦闘車 × 372輌
スウェーデン郷土防衛隊は総員約22,000人、計40個大隊で編成されている。将兵の多くは常備軍の各種国外任務に参加している。全将兵は郷土防衛のために志願した元軍人から成る。
海軍:ヴィスビュー級×3(2隻建造中)コルベット
ゴトランド級×3
米海兵、スウェーデン軍、フィンランド軍共同演習 オーロラ2017 スウェーデンゴットランド島
@ロシアを刺激しない為に、一国主義、所謂自主独立を貫いていますが、北欧防衛協力(NORDEFCO)北欧の5カ国──デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンから成る軍事協力機構に加盟しています。9月30日にここで紹介しましたが、↑ 米国とも軍事演習を行っています。