中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

山口さんと新婦人の「書道小組み」の展示会にいく

2006年02月04日 21時11分25秒 | 活動日誌
 (菊  Nさんのお宅で。鉢に植え替えて部屋にいれておいたものです。)

 午後、「生活と健康を守る会」主催の増税学習会に出かけました。中央の生活と健康を守る会のM氏が講師でした。全国的に見ると、生健会の活動が活発なところでは、運動もすすんでいます。
 弱いものほど増税と社会保障切捨ての犠牲者になっている今、生健会の役割の大きさを実感しました。長野の生健会には野々村市会議員が一生懸命かかわり、会員の方と一緒に活動しています。
 
 講義の後、現実的な自分の税金に関する真剣な質問が出されました。

 その後夕方、県書記長の山口のりひささんと一緒に、新日本婦人の会の「書道小組み」の展示会の鑑賞にいきました。新婦人は要求にもとづいて、いろいろな小組み活動をしています。「赤ちゃんリズム子組み」「歴史散策子組み」「リフオーム小組み」・・・などなど多彩。
 私も新婦人の会員ですが、小組み活動をするゆとりはありません。でも、時々「あかちゃんリズム」や「子育て」の小組みの、学習会の講師でお手伝いをしています。
 
 「書道小組み」の講師は、書道家で著名の森谷明仙さんです。わざわざ埼玉から出向いてきてくださっているのです。
 
 展示会は新婦人の会員の「書」が中心で、それがとてもすばらしいできで、感心してしまいました。
 達筆な文字というのではなく、書体も言葉も「自分らしく」がテーマだそうで、書の言葉は、明仙さんと対話しながら練り上げたものだとのこと。

 「ぼちぼち」とか「それでいい」、「ありがとう」などの優しい言葉と個性的な書体が会場を包んでいました。
 
 圧巻だったのは、「九条」の条文全文を、会員がそれぞれ一行ずつ書き上げた展示物でした。和紙の色も美しい。何人のも人で書いたのに、全体がしっくりまとまっていて美しいハーモニーを作り出しています。まさに連帯という芸術の書。
  
 その隣には、これも「九条」の全文を、布で表現したタペストリー。これはすばらしかった。明仙さんが書いた文字を、なぞって、布を重ねて切り取り縫い上げたもので、着物地が美しさをこよなく引き立てていました。これは埼玉の新婦人の小組みの作品だそうです。

 明仙さんの書も展示されており、その前ではしばし心が動きを止めました。

 明仙さんには、以前、共産党長野県委員会に、堂々たるすばらしい「日本国憲法第九条」の全文の書をプレゼントしていただいております。
 本日は額縁に入ったその書も、会場に飾っていただきました。

 今日の長野は最低気温、マイナス8度、最高気温はマイナス3度でした。暖かいと思ったのも一瞬、あと一ヶ月は冬将軍とのお付き合いです。

 
 

 
コメント (1)
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