中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

格差の激しさにあらためてびっくり

2006年02月18日 21時43分46秒 | 活動日誌
 赤旗新聞に、収入の格差の図がのっていました。あらためてびっくりしました。
年収300万以下が急増、2500万以上も増えていて、その間の収入のひとが減っていました。
 しかも、一番増えていたのは200万以下です。日々出会う方々の生活の大変さが、数字で厳しい現実としてせまってきました。

 パートやアルバイト労働者が増えていることが、如実に解ります。

 これでは少子化が進んで当たり前です。
私が生まれたときは戦後のベビーブームの時でしたが、そのときの出産数は270万人、出生率は4・32倍です。昨年の出生数は111万人、1・29倍。

 長期的に見て人口を維持するには、2・07倍が必要なのだということです。

 財界、大企業は、ここでも解決できない矛盾に陥っています。
 なぜなら、儲けのために国民から正規労働を奪い低賃金を押し付け、新自由主義で社会保障は打ち切り、税金は乾いた雑巾をまだしぼって、吸血鬼のように取上げる。
 その結果、国民は、子どもを生み育てる力がなくなって少子化がすすむ。そうすれば、労働力もなくなるし、物を作っても買ってくれる人もいない。
 児童手当をちょっとつけるといった、小手先の手当てくらいでは、根本的には解決しないくらい、深い矛盾に陥っています。

 このまま行けば、現在の人口約1億3000万人が、2100年には半分の6000万人になってしまう計算です。高齢化社会は、言い換えれば少子化問題です。

 「そして誰もいなくなった」のことばが浮かんできました。

 今、社会制度の新しい枠組みが必要な時期に来ているのだと、ここでも私は実感しています。

 かわいい園児がふたり、命を奪われました。なんということでしょう。真相はまだわかりませんが、普通のお母さんがそんなことをするまでに追い詰められたとしたら、そして、そうした事件があまりに多いので、人間の心をゆがめてしまっている殺伐とした社会に根本的な原因があると私はおもっています。

 希望を持ちたいですね。希望を作ってゆきましょう。

 事務所で、同僚の佐藤くみこさんが水羊羹をこしらえてくれました。これがおいしくて、渋いお茶とともにいただいて、幸せなおやつ時間を持つことができました。
 ご飯とさばかんだけの食事を大喜びした子どものことが、チラッと頭をかすめましたが。

 明日はまた、山口のりひささんとドライブの一日です。上田市、中野市、長野市、そして飯田市で行われる、地区党会議にご挨拶に出かけます。
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