中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

★朝ごはん、味噌汁だけでいいの?★

2006年02月07日 21時44分03秒 | 子育て相談
 ★しるしの記載は、「子育てQ&A」のコーナーに寄せられた質問へのメッセージです。活動日誌とは別枠でそちらのコーナーに入っています。そちらも、おたずねください。


「朝は忙しくてご飯作る時間がありません。味噌汁だけでもいいのですか」との質問です。

 もちろんです。!朝、味噌汁を創るお母さん、すごいですね。それだけで私は感激です。
 
 まず大事なことは、何かしら、必ず食べるということ。ドーナツとか、あんまんとかのうちもありますが、ま、食べないよりはいいか。朝食抜きの家が、残念ながら増えているんだよねえ。夕飯もおそいからねえ。

 味噌汁はいいですよ。大豆で作った味噌、それにご飯の組み合わせ、最高!
 
 大豆製品とお米の取り合わせは、なんと、体では作ることができなくて、食事から得ないと体の柱が倒れてしまうという「必須アミノ酸」がほとんど取れるという、すばらしい先人の知恵が活かされた日本の伝統食なのです!
 
 ですから、あなたはなんて賢いお母さんなのでしょう。
 できたら、味噌汁に、野菜を一杯入れたらどうでしょう。これでご飯と味噌汁で、完璧な朝ごはんです!お米には、たんぱく質もあるからね。
 
 豆製品は味噌だけでなく、納豆、豆腐、油あげ、など使いやすい食品がたくさんあります。ご飯に実沢山の味噌汁、納豆、最高の朝ごはんですね。
 
 後は魚を焼くなり、卵を焼くなり、余裕があればやってください。

 朝ごはんは大事です。朝は金、昼は銀、夜は銅、といわれています。(金が一番の値打ちだってことは人間が決めた勝手な基準です。その金も、換金では昔ほどの価値はなくなってきましたね。)

 昼だけでなく、寝ているあいだにもエネルギーは使われています。成長盛りの子どもが一番使うのは、大脳の形成のためですです。言いかえれば記憶の形成です。昼は準備、記憶は夜、大脳は夜、寝ているとき作られてゆくのです。

 大脳を形成するエネルギーは、昼の栄養が肝臓にグリコゲン(糖)として蓄積されたものを使います。大脳はそれしか使いません。そして肝臓には一定の量しかためることはできないのです。
 
 頭は、不思議なところで、でんぷんエネルギーで働く組織なのです。(グリコゲンもでんぷんが分解されたもの)
 
 朝起きた時、肝臓の貯金はゼロになる計算になっています。
 だから、朝ごはんには、何より、でんぷんが基本。ごはんでも、パンでもうどんでも、ジャガイモでも、とにかくでんぷんを食べることが大事です。

 でないと、頭がぼーーっとして、働かなくなってしまう。
賢い子にするのは、まず朝ごはんかな。味噌汁おかあちゃん、ガンバレ!
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水道が破裂しました

2006年02月07日 20時14分42秒 | 活動日誌
 昨日、お風呂につながる水道が破裂しました。不凍線が入っているから心配してなかったのに、がっくりです。
 
 それで今日は、朝の長野駅での街頭演説だけは済ませて、その後、お休みをもらいました。
 調べてもらった結果、不凍線は20年も経っているので、ぼろぼろに痛んでおり、すぐに済むと思った工事も、ボイラーをどかしてやらなければいかないほど大事になっており、今日はできないとのこと。

 明日、一番でやって、何とか明日中には間に合わせ、風呂に入れるようにがんばってくれるとのことで、一安心。

 我が家を立ててくれた大工さんは職人気質で、それはしっかりした仕事をしてくれました。訪れた方はみなさん、「年数のわりには痛みが少ないね」といいます。

 それでも、あちこち老朽化が進み、手を入れる時期が来ているのですね。

 家の老齢化をお年寄りに結びつけるのは、適切なたとえかどうかわかりませんが、「病院は年寄りばかり」とか「年よりは病院をサロンにしている」と老人の医療費を問題にする人がいますが、それは間違っています。
 
 年を取れば、体も弱る、病気も増える、これは当たり前のことです。病院が年寄りで溢れても自然の姿ではないでしょうか。今まで働いてきた体をいたわるのは当然のこと、老人医療費は無料で当然、社会を支えてくださってきた感謝をこめて。
  
 お年寄りから年金も奪い、税金の控除もなくし、介護保険料もあげ、医療費も負担を大きくするなんて・・・よくここまで冷たくできるものだとおもいます。

 さて、そんなわけで、水道工事は明日になったので、午後は、映画を見てきました「単騎 千里をはしる」です。 
 
 高倉健主演の中国を舞台にした作品です。監督はチャン・ツィー主演の「初恋の来た道」「ヒーロー」を担当した人、人の心を大事にするテーマが、「初恋・・」にも「単騎・・」にも、底流にしっかり流れています。
 
 「単騎・・」では、父と子のすれ違ってしまった愛情を、暖かくつむぎなおしてゆく過程を、その心のありようが見る者の胸に浸みるように、高倉健は演じていました。

 中国の民の素直な人情がまたいい。中国の街並み、自然がまたいい。子役の男の子が、そこいらにいる「おい、ぼうず」のような少年でとてもよかった。

 高倉健はいい役者ですね。「幸せの黄色いリボン」「ぽっぽや」などなど、高倉健の魅力があまなく伝わってきます。私はファンなのです。宮沢りえともどもに。

 大写しにされた高倉健の深く刻まれたしわを見て「しわは素敵だ。私も自分のしわ、魅力として受け止めよう」と思わされました。
 しわが魅力となる人生を送りたいものですね。

 このごろはなかなかスケッチができません。身近にお花がないせいもあります。早く、春にならないかな。

 
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