湯気のガラスに書いた孫の絵。見にくいですね。パパの顔。目だけ描いた絵に「お口は?」で「|」の一本棒を入れました。やおら気がついたのか、眉を書いたのには驚きました。よーく見ていますね。
坂城町の新日本婦人の会が開いた子育て勉強会に行ってきました。
若いお母さんとお話しするのは、本当に楽しいことですよ。私は今、朝晩、孫の世話をしているところですから、同じ年代になったような気分も味わえ、子育ても共有できる気がします。
大人の考えや要求で対応するのではなくて、子どもは何を求めているのかなあ・・・と引いて考えることが大事だなあ・・・・と今日の感想。
これが難しい。今晩は夕食の時、私も失敗。
孫が「オムスビにして」というので、ご飯をサランラップで握ってあげました。
いつもは、ラップをほどいてかじりつくのですが、両手でパンパンと平たくしてみたり撫でてみたりで食べる様子がありません。あげくはべたべたとご飯粒を手や顔や服につけまくる始末。
「ご飯をそんなふうにしたら悲しいよ。ご飯さんもいやって言ってるよ」
ますます反抗的になった。
そしたらずーっと後でこっそりいうのです。「バァバ、おもちつきしてたんだよ」 ヘッ!
「ああ!そうだったんだ。バァバ知らなかったよ。でもね、ぐちゃぐちゃにしたらせっかくのおもちも食べれないよね」「うん」
「あれ、オムスビで何しているのかなあ」と一息入れてあげればよかったな、と思いました。彼女なりのわけがあったんですね。
さて、学習会に戻ります。
最後の〆は「外国の子育て環境はどうなのか」と「日本が歩んでゆく道は?」との広大な質問でした。
基本は「子どもが育たない国には未来がない」ということです。
この間のドイツ、デンマーク、フィンランドの視察で学んだことを話しました。
日本は遅れているね、でもがんばってきたから今があること。進んでいる国でも、油断をすれば後退もあることなどお話しました。
現に、フィンランドやデンマークなど北欧の国にも、新自由主義が入り込んできています。
また、「日本の歩む道」は私たちが決めてゆくことですね。
「戦争は絶対いや、どの子も平等に発達の権利を保障されること」その視点でみれば、進む方向がはっきり見えてくるのでは・・・・」とお話しました。
夫が大きな花束を抱えてご帰還です。
今日は夫の退職記念講演の日でした。3月で退職です。
娘も聞いたそうで「いい講演だったよ」と評価していました。
医師の定年は65才。医師不足の折、再雇用で「死ぬまで」働かざるを得ないそうです。再雇用になっても、実務は今までと全く変化なしなので、本人もそうでしょうが、家族も、定年の実感はありません。
でも、本当にご苦労様でした。
好きな釣りしたり、山菜取ったり、キノコ狩りしたり、そして囲碁。そんな自由の世界も、これからはもっととってもらいたい。けど、???