あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

第30回日本スリーデーマーチ第3日(20㎞コース)

2007-11-06 13:47:16 | ウオーキング
 2007年11月4日(日)



 最終日を迎えた日本スリーデーマーチ、この日は
中央会場から南西方向を回る都幾川・千年谷公園
ルート。私は、昨年と同じ20㎞コースに参加した。

 8時6分に中央会場の松山一小を出発して西へ、
県道47号の陸橋を渡る。


 青鳥小の横を過ぎ、青鳥城のお堀跡だったという
おため池のほとりにある虎御石の横を通過する。

 高さ3.75mのみごとな青石塔婆である。 

 すぐ先で関越自動車道の陸橋を越え、商工祭で
賑わう唐子(からこ)中央公園に入る。

 第1日の午後、東松山市と松山市との野球の試合
が行われたグランドの先で、給茶サービスがあった。


 坂を下って30㎞と10㎞コースに分かれ、浄水場
の先で都幾川(ときがわ)のおとうか橋を渡る。

 流れには、小さい魚がたくさん泳いでいた。

 南側に横たわる稜線に向かって急坂を上がる。


 峠を下って岩殿集落に入る。真っ直ぐな参道を進み、
山腹にある坂東三十三観音霊場10番札所の岩殿
(いわどの)観音に上がった。

 1300年の歴史を持つ古寺で、梵鐘とかやぶきの鐘
楼は県文化財。境内にある樹齢700年の大イチョウが
目を引く。ここが今回のチェックポイントだった。

 冬ザクラの咲く物見山の遊歩道を埼玉県立平和資料館
横に進み、モミジの下を下って車道に出る。


 文化祭で賑わう東京電気大構内を通過し、昼食地の
千年谷公園に入った。

 ここでチャリティとん汁サービスをいただき、芝生広場
で昼食。いままでで一番たっぷりのとん汁だった。

 公園の奥は東松山民俗芸能祭の会場。勇壮な東松山
太鼓の演奏が始まった。


 帰路に向かい、関越自動車道を越えて、高田博厚の
彫刻のある通りを進み、東武東上線高坂(たかさか)駅
の東に出る。この先は今回の新コースである。
  
 線路沿いを進み、広い芝生広場のある都幾川リバー
サイドパークを過ぎると、給水サービスのテントがあった。

 いただいた水は冷たくて美味しく、のどにしみ通った。

 すぐ先から都幾川右岸堤防に上がり、国道407号
バイパスの新東松山橋まで進んだ。


 田園地帯を貫く新しいバイパスを北へ、さわやかな
向かい風が気持ちよい。

 野本公民館近くでバイパスに分かれ、かかしコンテスト
のかかし君の出迎えを受けて、川沿いを進む。


 まもなく住宅地に入り、線路際で10㎞コースと合流、
パレードを見る人で賑やかな市街地を進んで、13時
42分にゴールした。

 3日間完歩15回目のバッジなどをもらい、会場を出る。

 そばの市民総合会館前では高校生のブラスバンドが、
すぐ近くのここ武蔵野銀行駐車場では、埼玉県警ブラス
バンドの演奏が行われていた。


 パレードも始まっていて、小学生の鼓笛隊や宗教団
体の演奏行進、旗を持った企業グループなどが次々
にやって来る。

 こちらは華麗な東松山よさこい連の皆さん。


 3日間の参加者は、過去最多の11万1052人だった
という。

 皆さん、また来年お会いしましょう!。

 (天気 晴、距離 22㎞、歩行地 東松山市、歩数
 34,300)
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第30回日本スリーデーマーチ第2日(20㎞コース)

2007-11-05 13:50:18 | ウオーキング
 2007年11月3日(土)



 日本スリーデーマーチ2日目は、中央会場を出て東
から北へ、東松山市と滑川町方面を回る「吉見百穴・
森林公園ルート」。

 例年は30㎞コースに参加し、平野市民活動センター
での梨の接待をいただくのが楽しみだったが、今回は
初めての20㎞コースにする。

 前日より1時間遅い6時25分に家を出て、8時9分
に中央会場をスタートした。


 東松山市の市街地にある上沼公園を通過する。


 市街の東に出て、国史跡、吉見百穴で30㎞コースと
分かれ、桜並木の続く市野川左岸を上流へ向かう。

 
 東京農大三校のグランドや、岩鼻運動公園そばを過ぎ、
8㎞地点の野田集会所で給茶サービスを受ける。


 20㎞コースのチェックポイントは、東松山ぼたん園入口。
チェックシールをもらい野田ぼたん園に入った。

 ボタンは葉が落ちて枯れ葉状態だが、ぼたんの間に
何本か植えられた冬桜が咲き出していた。


 公園を北に抜け、東松山ゴルフ場に沿って進み、
ゴルフ場の台地下に回ると、社会福祉法人・あか
つき園があった。

 園内にはテントが張られ、シートが敷かれて休憩
できるようになっていて、つきたてのもちや、飲物、
食べ物などを販売していた。


 県道307号を越え、1級河川角川源流点付近から
田園を見ながらの流れに沿った遊歩道に入る。


 木靴を履いた、オランダから参加のウオーカーがやっ
てきた。

 靴の中に落ち葉でも入るのか、時々止まっては、靴を
脱いで逆さまにしていた。


 30㎞コースと合流し、小さい峠を越えて武蔵丘陵森林
公園に入り、例年同様、運動広場で昼食にした。

 文化の日で公園は無料開放ということもあり、園内は
たくさんの入園者で賑わっている。

 公園の南口に出て、東武東上線森林公園駅前までの
大部分は、自転車道と歩道との側道を進む。


 森林公園駅前の東で線路の南に回り、13時40分に
中央会場にゴールした。

 14時から、そばの東松山総合会館で、日本スリーデー
マーチを長年撮り続けた朝日新聞OBカメラマン、金井
三喜雄さんのトークショーがあると、大会誌に出ていた
ので聞くことにした。

 ところが、会場へ行ったら、13時からに変更になった
とのことで、残念ながら聞き逃した。

 そこで、東松山ウオーキングセンターに行き、金井
さんが撮られた日本スリーデーマーチの写真や、今春
開催された朝鮮通信史ウオークの写真などを観覧する。

 左から2枚目上の写真は、5年前の第25大回の記念
誌の表紙に使われたもの。この写真には、ススキの前
を通過する私も写っていて、思い出の写真である。

(天気 曇後晴、距離 21㎞、歩行地 東松山市、滑川町
 歩数 33,000) 
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第30回日本スリーデーマーチ第1日(30㎞コース)

2007-11-04 22:47:49 | ウオーキング
 埼玉県東松山市を中心に毎年11月上旬に開催され
る、日本最大のウオーキングの祭典、日本スリーデー
マーチは、今年30回の記念大会を迎えました。

 私は、今回で19回目の参加で、第3日の今日(11月
4日)は20㎞コースを歩きました。

 以下は、一昨日の第1日、30kmコースの模様です。

=====================

 2007年11月2日(金)



 朝4時30分に起床し、5時28分に家を出て、東武
東上線東松山駅に6時44分下車、中央会場の松山
第一小学校には7時頃着いた。

 すでに30㎞コースはスタートを始めていた。
 

 ステージでは、JWA(日本ウオーキング協会)親善大使
の勅使河原郁恵さんが見送ってくれている。

 私は、7時17分に出発ゲートを出た。

 第1日のコースは、西北を回る和紙の里・武蔵嵐山
ルートである。

 東武東上線森林公園駅北を経て、5km地点の市野
川左岸の羽尾平(はねおたいら)集会所で、甘酒サー
ビスをいただく。


 その先の上市野川橋までは、市野川左岸を進む。


 30㎞コースと20㎞コースとの分岐点になる鬼鎮(き
じん)神社。鬼が豆をまく勝負の神様で、受験生も多数
合格祈願に訪れる。

 社殿の前には、「鬼に金棒」の金棒が奉納されていた。

 秋の実りの下がる志賀の里を抜ける。


 東武東上線の線路沿いや、東小川の住宅地を抜け、
50㎞コースと合流してすぐ、小川町にある道の駅・
埼玉伝統工芸館がチェックポイント。

 この日はウオーカーのためのテントが張られ、地元
産品や飲食物の販売が行われていた。

 槻川(つきがわ)左岸に出て、近くの水神橋を渡る。


 もう一度、槻川の島根橋を渡り、左岸に沿って
半円形に左に大きくカーブする野道を進む。

 左側が開けた、気持ちよい展望がしばらく続く。

 さらに槻川左岸の林間を進み、嵐山渓谷を見下ろし
ながら進んで、20㎞コースと合流する、昼食地の菅谷
館跡(すがややかたあと)に着いた。

 埼玉県立嵐山史蹟の博物館前の芝生広場で昼食。
20㎞コースに参加したのだろうか。幼稚園生が食後、
元気に遊んでいた。 

 静かな里道や「原爆の図」で知られる丸木美術館後を
通過し、ゴールまで4㎞の唐子中央公園に着いた。

 この日は、グランドに東松山市と松山市の野球チーム
が整列していた。

 2009年秋放送予定のNHKスペシャルドラマ「坂の上
の雲」の制作開始を記念し、日本スリーデーマーチに合
わせて、両市が企画した親善野球大会の開会式らしい。

 翌日の朝日新聞によれば、「松山」どうしのつながりで、
「野球(のボール)」の雅号を持つ松山市出身の正岡子規
にちなんで、当時のルールと衣装で熱戦を展開したとの
ことである。

 関越自動車道の近くにある、小さい池の横を通過する。

 池のほとりには、「虎御石」と呼ぶ高さ3.75mの大き
な石碑が立っている。

 次第に市街地となり、自動車部品製造のBOSCH工場
横を通過し、14時37分にゴールした。


(天気 曇、距離 32㎞、歩行地 東松山市、嵐山町、
 小川町、歩数 48,400)
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第30回日本スリーデーマーチ第2日

2007-11-03 21:37:42 | ウオーキング
 本日も、日本スリーデーマーチ第2日の20km
コースに参加しました。

 今日のコースは、中央会場の東松山市立一小から
北に向かい、武蔵丘陵森林公園で昼食をして、13時
40分に中央公園にゴールしました。


 明日の最終日に備えて、早寝するため時間がなく
なりましたので、報告は別途とします。
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第30回日本スリーデーマーチへ

2007-11-02 21:45:09 | ウオーキング
 今日から3日間、埼玉県東松山市を中心に開催の
第30回日本スリーデーマーチに参加しております。

 日本国内最大のウオーキング大会で、今年は30回
の記念大会ということもあり、3日間で11万人を超え
る参加者が予想されています。

 今日は、中央会場である東松山市の松山一小を
スタートし、西方の嵐山町、小川町方面を歩きました。

 レポートは別途とし、過去の大会での写真コンテス
トで優秀賞をもらった写真を紹介します。

 5年前(2002年)の第25回大会の優秀賞
 タイトルは「実りの里」


 3年前(2005年)の第27回大会の優秀賞
 タイトルは「秋の野道」


 いずれも、今日歩いた小川町下里付近で撮影した
もので、3日間のうち、私の一番好きなコースです。

 今日もこの場所を通過しましたが、柿の実り具合も
ススキの茂り具合も写真のようにはなっていません。
同じところでも、風景は年々違ってくるのですね。
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第8次中山道ウオーク最終日(浦和~日本橋)

2007-11-01 18:06:28 | 中山道を歩く
 第22日 2007年10月31日(水)
 =さいたま市浦和から日本橋まで=


 
 第8回中山道ウオークも最終日を迎えた。出発予定
のさいたま市内、JR大宮駅に8時前に着いたが、誰
もいない。H隊長に電話したら、昨日は宿舎の浦和の
別所沼会館まで歩き、今日のスタートは会館からに変
更したとのことだった。

 JR京浜東北線で蕨(わらび)駅まで行き、蕨宿の北
入口で待つことにする。自宅から直行のEさんも、間も
なく来られた。


 しばらしくて18人の皆さんが来たので合流する。国道
17号の東に並行する旧中山道の歩道は、中山道69
宿の浮世絵が、タイルで描かれ埋め込まれていた。


 蕨宿本陣跡にある蕨市立歴史民俗資料館に入り、
トイレ休憩を兼ねて観覧した。


 旧道は1㎞ほどで通過し、この先多くは国道17号を
進むことになるが、荒川に近い戸田市内は再び国道
の東に回り、若いけやき並木の下の歩道を進んだ。


 埼玉と東京の都県境になる荒川の戸田橋を渡り、
板橋区に入る。


 橋のたもとで待ったいたNさんからミカンをいただ
き、橋の先の木陰で小休止してのどを潤す。

 東坂下では国道の東を、すぐ先で国道の西に回り、
ちょっとした傾斜の清水坂を上がる。再び国道に出
て間もなく、道の両側にりっぱな志村一里塚が残っ
ていた。

 日本橋から3番目の一里塚で、天保3年(1830)
の「新編武蔵風土記稿」にも紹介されており、都内
に残る一里塚は、北区西ヶ原の一里塚とここだけ
で、国の史跡に指定されているという。

 東側の塚の隣には、竹製品を販売する斉藤商店
の古い商家もある。

 1㎞余り進んで、国道の東に続く板橋宿に入った。
この先2㎞近くは、いまも活気のある商店街が続き、
宿場の名残も感じられる。

 本町の小さい交差点際に、縁切榎(えのき)の旧跡
がある。榎の皮を煎じて相手に飲ませれば、別れら
れるといわれ、嫁入り行列はこの木の下を通らなか
ったとか。

 文久元年(1861)、皇女和宮が将軍家茂に降嫁
したときには、この榎を包んで見えないようにしたと
もいわれているという。現在の榎は3代目のようだ。

 板橋宿は、入った北側から、上宿、中宿、平尾宿に
分かれている。上宿にあたる本町には、にぎわい広
場と呼ぶ小公園があり、木造の大きな常夜灯の周囲
で、何人かの住民が憩いのひとときを過ごしていた。

 両側がみごとな桜並木になっている石神井川にか
かる板橋は、疑木の木橋。日本橋から10㎞642m
の標柱が立つている。

 正午近く、橋の南の小公園で休憩。缶ビールと
出来たてのコロッケが配られ、乾いたのどを潤し、
昼食前のよい腹ごしらえになった。

 板橋宿を南に抜けて国道を横切り、12時半過ぎ、
板橋駅前に着く。

 Kさんが大きな歓迎幕を持って出迎えてくれた。


 記念撮影後、昼食となり、近くのそば屋などに入
る。私は買ってきた弁当を駅前広場で広げた。

 板橋区から豊島区へと進んで、巣鴨地蔵商店街へ。

 あいかわらずお年寄りで賑わうとげ抜き地蔵前や、
狭い商店街を抜けて、JR巣鴨駅近くで国道17号に
戻った。

 JR山手線線路の南は文京区。2.5kmほどで本郷
通りに入り、東大に沿って進んで、神田明神と湯島聖
堂の間を通過する。

 取り壊し中の旧交通博物館横から最終コースに入り、
15時35分、途中を歩いた仲間数人の出迎えを受け、
ゴールの日本橋に着いた。


 H隊長が、毎年引き継いできた菅笠にサインして、
来年の第9次隊長、Kさんに引き継ぐ。

 無事、第8次中山道ウオークは幕を閉じた。


 橋のそばで記念撮影後、近くの常盤橋公園に移動し、
H隊長の音頭で乾杯する。

 
 点呼担当のOさんから、今回の歩行距離は602㎞、
延べ参加者433人と発表があった。

 途中先行した3人に準備してもらった、寿司やつまみ
ものを食べながら、今回の行程を振り返り、しばしの
歓談。来春の再会を約して三々五々散会した。

〈コースタイム(途中参加)〉蕨宿北口9・25ー蕨市立歴
史民俗資料館9・33~45ー戸田橋北詰10・28ー清水坂
11・05ー志村一里塚11・18ー板橋(休憩)11・52~12・12
ー板橋駅前(昼食)12・34~13・30ー都電横断13・45ー
巣鴨駅横14・02ー本郷弥生交差点14・36ー本郷三丁目
14・49ー旧交通博物館前15・10ー日本橋15・35

(天気 晴、距離(蕨駅から) 23㎞、歩行地 (さいたま
 市)、蕨市、戸田市、板橋区、豊島区、文京区、千代
 田区) 
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