あるきメデス

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中山道 本庄宿と郊外を歩く(埼玉)(続き)

2010-10-20 09:50:31 | カントリーウオーク
 2010年10月16日(土)続き

 さらに東へ、駅前通を横切ってすぐ先に、改築して真新しい大本堂が目につく。

 天正年間(1573~92)の建立という円心寺で、どっしりした朱塗りの山門は天明
年間(1781~9)の建立といわれ、市指定文化財である。


 笑顔の新しい福禄寿は、山門のそばにあった。

 北側に見えた市役所構内に入り、裏手に回って元小山川右岸に下る。東へすぐの
城下公園が今日の昼食地。12時18分に着いた。


 =元小山川北側の田園地帯へ=

 ミーティングと記念撮影をして、13時45分に出発する。


 元小山川を渡り、東台五丁目交差点から国道17号を西に少しの本町で、北側の
田園地帯に向かう。


 深谷ネギの畑や、刈り入れ後の田んぼの間を抜けて田中集落へ。集落の北西に、
一之神社と稲荷神社、それに医王寺が並んでいた。


 医王寺境内の背の高いイチョウからは、ギンナンが落ち始めている。一之神社の
入口には、大きな庚申塔や二十三夜塔など数基の石塔が並んでいた。


 集落の東に出ると田園地帯となり、刈り入れ前の田んぼも残っていた。西に、上州
や秩父方面の山並みが逆行にシルエットを見せ、さわやかな風が気持ちよい。

 久々宇集落に入ると、シュウメイギクやキバナコスモスがきれいな彩りを見せる。


 ここにも稲荷神社があり、シイの実がたくさん落ちていた。


 民家の塀際に、アケビに似たゴツゴツした実がついている。Mさんは「ムベ」ではな
いかという。

 トキワアケビとも呼ばれ、アケビ科の植物のようだ。

 集落の南に出て、再び広々とした田園地帯を東に向かう。刈り取った稲をはさ掛け
にせず、根元を下にして両側から立てかけた、独特の干し方をした田んぼもあった。



 今夏の高校野球の埼玉代表、本庄一高の独特の体育館を遠目に眺め、似手集落
の諏訪神社に寄る。秋祭りに奉納される獅子舞は、市の文化財になっているという。


 南に向かい、鳥居の前に背の高いクスノキが3本立つ稲荷神社の角を通過、傍示
堂(ほうしどう)集落を抜ける。


 アシ埋まった元小山川の土手を500mほど西へ、国道17号を横断して元小山川
の南に回り、東台の住宅地に入った。

 午前中に寄った円心寺の南にある、大正院(だいしよういん)が今日最後のポイン
ト。武蔵本庄七福神の三つ目の銭洗い弁天が、小さい社に祭られていた。


 屋根が独特で洋風建築の本堂のほか、旧本堂だったという薬師堂↑や、不動堂
もある。

 本庄一、二丁目の町並みを南に向かえば駅は近い。16時30分に、スタートした
本庄駅に戻った。

(天気 晴、参加 12人、距離 12㎞、地図(1/2.5万) 本庄、歩行地 本庄市、
 歩数 17,400)

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