あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カントリーウオーク指扇(埼玉)

2009-03-11 22:19:33 | カントリーウオーク
 2009年3月8日(日)



 埼玉県内を中心にカントリーウオークを楽しむグループの第161回
となる3月例会に参加した。

 集合はJR川越線の指扇(さしおうぎ)駅。5組に分かれて10時5分
にスタートした。

 ==梅咲く里道を大宮花の丘公園へ==
 
 駅の東側の踏切を越え、県道57号に分かれて指扇領別所の住宅
地に入る。福正寺には、雷に打たれて中心に空洞のある太いイチョウ
があり、幹の中ほどから木根がたくさん下がっていた。


 3棟立つライオンズマンションの東側にある滝沼川湧水公園(下)を横
切り、何組もがグランドゴルフ中のグランドの先で、西大宮バイパスの
高架下を北に抜ける。


 台地下を右から回り込み福田稲荷へ。カシや竹などの多いうっそうと
した森は、「福田稲荷ふるさとの森」と呼び、貴重な緑が田畑に囲まれ
た一角に残っていた。



 境内や近くの畑の白梅が見ごろ。畑には、大きな丸株から伸びたナ
ノハナがきれいな彩りを見せる。


 そばの民家の庭先のミモザも、花をいっぱい開いていた。


 中釘集落に入り、ケヤキの大木が目につく秋葉神社に入る。天平年
間に創建されたと伝えられる古社で、徳川時代には領主・山内一唯の
守護神となり、紀州徳川家の祈願所にもなったという。

 火除け・盗除けの神として夏の例大祭には賑わうとのこと。境内には、
アラカシやモミの保存樹木が大きく枝を広げていた。

 秋葉通を横切り、北に進むと朱塗りの山門の妙玖寺(みようきゆうじ)。


 墓地には、土佐藩主山内一豊の甥で、指扇領3千石の領主となった山内
一唯(やまのうちかずただ)はじめ一族の墓がある。


 山門前には古木の桜並木が、境内にはケヤキの高木などが目立つ。

 東に少しで、新しい「秋葉の森総合公園」の入口。奥のサッカーグラン
ドは、大宮アルディージャの練習グランドとか。将来は遊戯広場や自然
観察ゾーンを整備し、約20haに拡張する計画という。

 のどかな里道をさらに進み、大きなケヤキが数本目につく永昌寺へ。


 本堂の前に古い6地蔵が2組並ぶ。その前には、寛政7年(1795)
と刻まれた、手が数本ある変わった石仏もある。


 火の見やぐらの立つ車道の東には、よく手入れされた庭の法光寺が
ある。旧大宮市の天然記念物だったイヌツゲは太い幹が枯れ、根本か
ら若枝が何本か伸びていた。


 それより目につくのが、手前のスダジイ。庭を覆うように枝を広げて立
ち、さいたま市の保存樹木となっている。


 県道216号を横断して古い老人ホームの前を進み、大字(おおあざ)
にもなっている清河寺(せいがんじ)へ。参道の両側の古木の紅梅白梅
が見ごろ。ピンクの桃も咲き始めている。


 山門を入ると、正面の大本堂と隣の建物は再建したばかりで真新し
い。

 本堂前にフキノトウが数個、花を見せていた。       〈続く〉


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