2012年2月28日(火)
今日は、東京・中央区銀座2丁目にある銀座ブロッサム中央会館で開催された、「歴史
街道へのいざない~歴史を楽しむ、ほんものに触れる~」という講演会に出かけました。
この催しのことは連れ合いが情報を入手し、昨年暮れのうちに応募したところ、入場
券のはがきが送られてきたので、連れ合いと2人で出かけました。
最寄り駅は、東京メトロ有楽町線の新富町駅。多分私は初めて降りたように思います。
駅のそばに中央区役所があり、その向こう、もとの築地川を活用した高速道路のすぐ向
こうに銀座ブロッサムのビルがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/aa/a5bbaa773ef3e9185204940e70f2a252.jpg)
高速道路の上の、こ道橋からの高速道路の眺め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/81/df52296065009bfa3535f5f16fc5b93c.jpg)
付近は高層ビルが林立していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fb/4f1034e84739b1c85386e72ef6359350.jpg)
会場はこのビルの2階と3階にあたるところ。1階にあったレストランで早めに昼食
を済ませ、少し列んで待って12時開場の会場に入りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/57/2a11139b927e0b9c1d08a20324a7980c.jpg)
開演は12時45分からですが、開演後の撮影は禁止なので、待ち時間に撮ったもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/11/4d79a6ca798a282b02a5cefa549278f8.jpg)
そろそろ開演時刻なので、その前にとトイレに行くために受付付近を通ったら、思い
がけず、やまさんと敬子さんも来ているではありませんか…。
もうかなり席は埋まっていたので、やまさんたちは別の席に座り、間もなく講演会が
始まりました。
今日のプログラムは以下の通りです。
開 演 主催者 歴史街道推進協議会会長あいさつ
第一部 基調講演 「歴史に触れる旅~日本人のルーツ探し~」
旅の文化研究所長・民俗学者・宇佐八幡宮(岡山県)宮司 神崎宣武氏
(かんざきのりたけ)
第二部 特別講演 「春日の祈りの歴史~心のふるさと・大和を知る~」
春日大社宮司 花山院弘匡(かさんのいんひろただ)氏
第三部 鼎 談 「歴史を見る喜び、伝統に触れる楽しみ」
パネリスト 花山院弘匡氏
俳優 紺野美沙子氏
進 行 神崎宣武 氏
内容の幾つか
第一部
日本の歴史は舒明天皇の629年からは明らかだが、それ以前の3世紀、崇神天皇から
垂仁天皇の時代に、皇女の倭姫(やまとひめ)が、大和の御室(現在の三室)から伊賀、
近江、美濃、尾張、伊勢、度会(わたらい・三重県)の幾つかの宮を32年にわたって
伊勢神宮まで巡幸した理由、当時の大和の勢力範囲、神(天照大神)が鎮まる地として
なぜ伊勢に落ち着いたのかなど。
第二部
平城京を都とした地形的な背景、遣唐使を送る歌と返歌に読まれた大和の地のこと、
平安京に遷都した後も、大和はロマンの地として歌われ、伊勢物語の初めにも記された。
藤原道長の頃には、現職の政治のトップが競って大和巡礼をした。
その大和の日出でる方向(東)に造られた春日大社は、平成27年に20年に1度の第
60次造営を迎えるが、神仏習合だった平安時代の春日宮曼荼羅に描かれた時代と変わ
らぬ造りになっている。
第三部
歴史の旅で印象に残ったこと
紺野さん:奈良国立博で見た鑑真和尚、奈良公園の鹿を見ているだけで幸せを感じる
春日大社の年1回のおん祭りは、夜のしじまの中で神に会える日
次世代の人たちに日本の伝統文化などを伝える努力が必要
心のよりどころが求められている現代だからこそ、パワースポットが人気に。
東日本大震災を機に「絆」がキーワードになっている→あなたの祖先は何人いますかと
問えば、20代も前までさかのぼれ血縁の絆だけでも大変な数になる。
講演会は16時に終了しましたが、私が特に興味を引かれたのは、神崎先生の「倭姫巡
幸の道」の地図。この地図をたどり、古代の宮の跡をたどる歩き旅をしたら、どんな発見
や出会いに恵まれ、古代のロマンに触れることができるのでしょうか…。
今日は、東京・中央区銀座2丁目にある銀座ブロッサム中央会館で開催された、「歴史
街道へのいざない~歴史を楽しむ、ほんものに触れる~」という講演会に出かけました。
この催しのことは連れ合いが情報を入手し、昨年暮れのうちに応募したところ、入場
券のはがきが送られてきたので、連れ合いと2人で出かけました。
最寄り駅は、東京メトロ有楽町線の新富町駅。多分私は初めて降りたように思います。
駅のそばに中央区役所があり、その向こう、もとの築地川を活用した高速道路のすぐ向
こうに銀座ブロッサムのビルがありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/aa/a5bbaa773ef3e9185204940e70f2a252.jpg)
高速道路の上の、こ道橋からの高速道路の眺め。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/81/df52296065009bfa3535f5f16fc5b93c.jpg)
付近は高層ビルが林立していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/fb/4f1034e84739b1c85386e72ef6359350.jpg)
会場はこのビルの2階と3階にあたるところ。1階にあったレストランで早めに昼食
を済ませ、少し列んで待って12時開場の会場に入りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/57/2a11139b927e0b9c1d08a20324a7980c.jpg)
開演は12時45分からですが、開演後の撮影は禁止なので、待ち時間に撮ったもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/11/4d79a6ca798a282b02a5cefa549278f8.jpg)
そろそろ開演時刻なので、その前にとトイレに行くために受付付近を通ったら、思い
がけず、やまさんと敬子さんも来ているではありませんか…。
もうかなり席は埋まっていたので、やまさんたちは別の席に座り、間もなく講演会が
始まりました。
今日のプログラムは以下の通りです。
開 演 主催者 歴史街道推進協議会会長あいさつ
第一部 基調講演 「歴史に触れる旅~日本人のルーツ探し~」
旅の文化研究所長・民俗学者・宇佐八幡宮(岡山県)宮司 神崎宣武氏
(かんざきのりたけ)
第二部 特別講演 「春日の祈りの歴史~心のふるさと・大和を知る~」
春日大社宮司 花山院弘匡(かさんのいんひろただ)氏
第三部 鼎 談 「歴史を見る喜び、伝統に触れる楽しみ」
パネリスト 花山院弘匡氏
俳優 紺野美沙子氏
進 行 神崎宣武 氏
内容の幾つか
第一部
日本の歴史は舒明天皇の629年からは明らかだが、それ以前の3世紀、崇神天皇から
垂仁天皇の時代に、皇女の倭姫(やまとひめ)が、大和の御室(現在の三室)から伊賀、
近江、美濃、尾張、伊勢、度会(わたらい・三重県)の幾つかの宮を32年にわたって
伊勢神宮まで巡幸した理由、当時の大和の勢力範囲、神(天照大神)が鎮まる地として
なぜ伊勢に落ち着いたのかなど。
第二部
平城京を都とした地形的な背景、遣唐使を送る歌と返歌に読まれた大和の地のこと、
平安京に遷都した後も、大和はロマンの地として歌われ、伊勢物語の初めにも記された。
藤原道長の頃には、現職の政治のトップが競って大和巡礼をした。
その大和の日出でる方向(東)に造られた春日大社は、平成27年に20年に1度の第
60次造営を迎えるが、神仏習合だった平安時代の春日宮曼荼羅に描かれた時代と変わ
らぬ造りになっている。
第三部
歴史の旅で印象に残ったこと
紺野さん:奈良国立博で見た鑑真和尚、奈良公園の鹿を見ているだけで幸せを感じる
春日大社の年1回のおん祭りは、夜のしじまの中で神に会える日
次世代の人たちに日本の伝統文化などを伝える努力が必要
心のよりどころが求められている現代だからこそ、パワースポットが人気に。
東日本大震災を機に「絆」がキーワードになっている→あなたの祖先は何人いますかと
問えば、20代も前までさかのぼれ血縁の絆だけでも大変な数になる。
講演会は16時に終了しましたが、私が特に興味を引かれたのは、神崎先生の「倭姫巡
幸の道」の地図。この地図をたどり、古代の宮の跡をたどる歩き旅をしたら、どんな発見
や出会いに恵まれ、古代のロマンに触れることができるのでしょうか…。