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あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

石神井川を歩く

2006-03-26 18:56:01 | ウオーキング
 花曇りの今日、多少は咲いているであろう桜に期待して、東京都ウオーキング
協会主催の「石神井(しゃくじい)川を歩く」という、ウオーキングに参加しました。
22㎞あるコースのほとんどが川沿い、かなりの部分が桜並木のはずです。

 石神井川は、都立小金井公園付近に源を発し、小平市、西東京市、練馬区、
板橋区、北区を流れ、北区船堀で隅田川に合流する、総延長25.2㎞、流域面積
61.6k㎡の荒川水系の一級河川です。
 
 集合地は、JR京浜東北線王子駅そばの飛鳥山公園です。ここも、江戸時代から
の花の名所ですが、ソメイヨシノはまだ2~3分咲きでした。9時9分に出発し、
それぞれのペースで歩く自由歩行です。

 出発して間もない紅葉橋付近の流れには、カルガモや大きなコイが見えました。
皆さん早いペースで進むので、足の遅い私はだんだんと後方に回ってしまいます。

 JR埼京線下を越えた辺りの桜は、かなり見ごろになっていました。

 流れがS字状にカーブする辺りの遊歩道には、何か所か句碑がありました。

 旧中山道の板橋と、国道17号の新板橋を横断し、桜並木の続く遊歩道を進みます。
やはり開花は2~3分くらいでしょうか。

 東武東上線を中板橋近くで横断すると、遊歩道はなくなり車道となります。しかし、
川沿いなのと道幅が狭いので、車はそう通りません。

 環七通りを越え、広い園内に樹木の多い都立城北中央公園沿いにしばらく進みます。
園内の桜も見ごろはまだ先ですが、川沿いにきれいな花がたくさん続いていました。

 公園の近くにあった自動車教習所に何年か前に通い、運転免許の教習を受けました。
そのとき、路上教習で石神井川の橋を渡ったり、教習の帰途、この先の石神井川沿い
に歩いて、西武池袋線の駅まで歩いたことを思い出しました。

 練馬区に入り間もなくの高稲荷公園の桜も、見頃は数日後の感じですが、花見客を
目当ての露店が数店、店を出していました。この辺りが、隅田川から10.3㎞の
ところです。

 大正15年(1926)に開園の遊園地・豊島園が近づき、コースは北側を迂回します。
石神井川は園内を流れているからです。次の週末には園内も花見客で賑わうことで
しょう。

 桜のない車道が続き、環8通りの練馬中央陸橋下で目白通りに出て、少し進んで通り
の南に回ります。若桜の遊歩道を進むと、右手に西友が見えたので入り、弁当を調達
しました。

 西武池袋線練馬高野台駅の下を通過して、両側に都営住宅団地の並ぶ遊歩道に入り
ます。両側に桜並木が続き、花どきは見事なのですがここも早めです。

 私の最初の通勤先は、次の石神井公園駅の近くでした。ン十年前に通勤していた頃
は、都営団地の辺りは全部田んぼでしたが、それを知っている団地の住人はどの程度
いるのでしょうか。

 石神井といえば、東京の難読地名の一つで、私が石神井で仕事をしていた時には、
遠方の人は「いしかみい」とか「せきしんい」と読む人が結構いたものです。

 都立石神井公園に近い、蛍橋のそばにある公園で昼食にしました。柳が淡い緑の葉を
風になびかせ、この辺りの桜はかなり開花が進んでいました。

 豊城橋を渡ると、両側に都営上石神井団地が続き、遊歩道の桜は見ごろ間近です。
やはり露店も数店出ていました。

 大きな本堂の見える本立寺の先で西武新宿線の踏切を越え、線路沿いを進んで武蔵関
公園に入りました。富士見池を中心にした練馬区最大の区立公園です。

 庭先に鮮やかなボケの咲く住宅地を抜け、ゴールの東伏見駅に13時27分に着き
ました。大半の人はずっと前にゴールして、残っている人はわずかでした。

 
  
 

  

 
   

 

 
 
   
  

 

 

 
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