あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

カントリーウオーク北本

2006-03-06 21:57:16 | カントリーウオーク
 暖かい日差しに誘われ、畑(無料で借用)に出て、土を掘り起こしていたら、
急に風が強くなりました。それでも長くは続きませんでしたが、東京は風速
21m以上で、春一番だったとか。そろそろジャガイモの種まきをしなくては…。

 昨5日(日)は、カントリーウオークグループの3月例会でした。その報告を。

 JR高崎線北本駅前西口を10時過ぎにスタート、参加者16人が4グループに
分かれ、地図を見ながら昼食地まで、各々自由にコースを選んで歩きます。

 わがグループは、西高尾の住宅地を西に抜け、原馬室(はらまむろ)の畑と住宅が
散在するエリアに入りました。ロウバイやオオイヌノフグリが咲いていましたが、
沢山ある梅畑の梅はほとんどつぼみでした。向こうの農家の庭先からのどかな鶏の
鳴き声が聞こえてきます。
 
 三差路に小さな地蔵堂がありました。中のお地蔵さんは延享4年(1747)に奉納
されたものです。

 原馬室の愛宕神社で休憩、祭りには県文化財の獅子舞棒術が奉納されると記されて
いました。棒術とはどんな舞いなんでしょうか。

 境内に来ていた幼児連れの奥様が、お勧めの場所があると連れて行ってくれました。
西側の台地下に下りたところが、北本里山の会が管理する「とんぼ公園」です。
 斜面林を挟んで、アシの茂る湿地やオタマジャクシの卵が泳ぐ小さな池がありました。

 遊歩道を南に抜けた角には、古い地蔵さんが3体並んでいて、その上には北袋神社が
ありました。
 この辺りも、古木が並ぶ梅畑が多いのですが、まだつぼみのままでした。満開の頃、
もう一度来てみたいものです。近くの家に、自家製の梅を販売するという表示があったので
寄り、仲間2人は80歳代のおばあちゃんから購入しました。

 畑に、頭を縄でつながれた白菜が沢山並んでいました。何か悪いことをして、しばられて
いるようで、かわいそうですが、本当はどうしてつながれているのでしょうか。
 
 昼食地は、北本市野外活動センター、広い芝生広場と木造の管理棟があります。
 芝生広場で弁当を広げます。桃の節句だからと、Mさんから、今日は休んだ奥さんが
用意してくれた甘酒をごちそうになりました。
 甘くて暖かい甘酒、おいしかった、ごちそうさま

 午後は全員一緒の歩きです。高尾八丁目の三差路を挟んで3つの神社が並んでいました。
氷川神社(写真)、池のある弁財天、須賀神社です。緑の多いこの一帯は、県の「ふるさとの森」
に指定されています。

 北本自然観察公園に入りました。
 まだ枯れ枝の広葉樹中心の斜面林と、湿地が広がる全長2㎞くらいある広い自然公園です。
 鳥も多いので、野鳥観察のグループが大きな望遠鏡を並べていました。ベニマシコがいたようです。
 
 公園の南の東光寺に、日本五大桜の一つ、石戸蒲(いしとかば)ザクラがあります。
国の天然記念物で推定樹齢800年とか、樹勢は弱ってきているのか、気になる枝振りです。
枝の下に支柱の補強工事をしていました。

 ちなみに、日本五大桜とは、福島県三春の滝桜、山梨県山高の神代桜、静岡県狩宿の
下馬桜、岐阜県根尾谷の薄墨桜と、この石戸蒲ザクラです。

 りっぱな屋敷林のある農家の後ろを通過し、フクジュソウの咲く畑を眺めたりして、
下日出谷の氷川神社で休憩、歩きながらおしゃべりしていて、気づかずに先に行って
しまった人もいました。
 近くの知足院には、大きなアセビが数本あり、いずれも白い花が満開でした。

 桶川市の住宅地に入り、市民ホールや、さいたま文学館の近くを通って、桶川駅西口に
16時にゴールしました。

 暖かで絶好のウオーク日和、期待の梅の花はほんの少ししか見られませんでしたが、
早春の野道歩きをたっぷり楽しみました。 


 
 
 
 
  

 
 
 
コメント (2)
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