Shizuko Diary

日々の記録として・・

公の役割とは??・・

2013-06-24 23:51:24 | Weblog
第二次安倍内閣は教育の分野で土曜授業の復活と小学校英語の拡充を検討課題にしているという。
グローバルな時代に英語教育は大切だと思うけれど、まずは母国語である正しい日本語の獲得が必要ではないかと思う。
教職員の勤務条件の維持や小学校で英語を教える教員の確保・・授業の一部を民間に委託できるようになれば課題は解決するという。経済の活性化につながる←公立学校は人間形成・生きる力の醸成と集団生活への適応、基礎基本を会得するものと思っている私にとって、小中学校の義務教育課程において教育を営利目的・経済活性化と捉えていいのだろうか??
いささか疑問が残る。
公教育の果たす役割とは何か??
教職員を削減して、公教育は成り立つのだろうか??

成長戦略の名の下に、教育までもがあらぬ方向に行くようで不安で仕方がない!!
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4 コメント

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百年の計 (あきちゃんで~す)
2013-06-26 06:50:00
Shizuko 様

御存じと思いますが、「ゆとりからの脱却」ということで、授業時間がふえました。
でも、教員は増置されていないのです。つまり、われわれの時給が下がったようなものです。泣

国語の重要性は十分わかります。
しかし、英語教育の重要性について異を唱える者ではありません。どうして、「英語を入れたら、国語を減らすのか。」が問題なのだと思います。
両方に力を入れるべきです。

さらに、国の「丸投げ的体質」には、反感を覚えます。

中学校の英語実習助手が配当されていますが、自治体の正規雇用(常勤)ではなく、派遣会社からの社員です。

もちろん、経費節減のためですが、これで真っ当な英語教育ができるでしょうか?

そして今、その弊害が小学校まで広がろうとしている…

資源を持たない日本にとって、「人こそが資源」なのです。そこに予算を惜しむような国は、衰退の一歩をたどるだけではないでしょうか?
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sentences (noga)
2013-06-26 10:07:28
‘日本語も十分話せないのに、英語を学んでなんとする。’と言う人がいる。だが、現実には、日本語脳による話の失敗は避けられない。

>政治家が、その言葉で失敗したり、問題をおこすことは古今、数多い。
>特に最近は、それが目立つ。例えば、アベノミクス効果で好調な経済を演出し、今や圧倒的な支持率を誇る安倍首相は、歴史認識問題で米国や韓国の不興を買い、その言葉をトーンダウンさせた。
>また猪瀬東京都知事は、アメリカのメディアのインタビューで、オリンピック招致のライバル都市を貶めることを言ったということで謝罪に追い込まれた。
>さらに橋下大阪市長、日本維新の会共同代表は、従軍慰安婦について誤解を与えるようなことを言い、また沖縄駐留米軍に風俗業の活用を進言したということで問題になっている。

司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調している。
「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」

日本人は文章を熱心に作らない。文章を作ることは、考えを練る事に通じている。
英語には時制がある。文章を作らなくては、時制が表せない。だから、文章にして語ることは重要なのである。
日本語には時制がない。文章は常に現在時制 (現実に関すること) に定まっているようなものである。だから、単語だけのやり取りで、ことが足りるものと自他ともに思っている。
そのため、政治家となって、外国人と理想 (非現実) の話もできず、何を言っているかも理解されず、そのために国を過ちに導くことも多い。



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人づくりは国づくり (shizuko daiary)
2013-06-28 23:58:51
あきちゃんで~す 様

だいぶ間があいてしまいました。

>資源を持たない日本にとって、「人こそが資源」なのです。そこに予算を惜しむような国は、衰退の一歩をたどるだけではないでしょうか?

全く同感です。
人づくり・人を大切にしない国も企業も滅びるのではないでしょうか?

アベノミクスの先がどうなるのか?
心配しています。国防軍はご勘弁。
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はじめまして。 (shizuko daiary)
2013-06-29 00:16:01
noga 様

はじめまして。

政治家の言葉による失敗、確かに情けなくなります。
それと、政治家の詭弁にも嫌気が差します。

言葉には魂が入っていなければいけない。
心を添えての音声による意思の伝達です。

>「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」

おっしゃるとおりだと思います。
私も子ども達にお話の仕方について語るときに「先生、トイレ!!」
これだと「先生、トイレが壊れています」「先生、トイレに行ってもいいですか?」・・トイレがどうしたのかわかりませんね。ってよく引き合いに出して話しをします。

文脈・センテンスをしっかりと捉えて話ができるようにならなければいけませんね。
現代社会、スピード感ばかりが追及されているようで、何だか落ち着かない。
話しは、じっくり・落ちついてしたいものです。


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