Shizuko Diary

日々の記録として・・

地元に向かって移動中・・

2014-05-10 08:05:41 | Weblog
産業厚生委員会の視察を終え、見附に向かって移動中。
モバイル機器の状態不良で、数日間ブログのアップができませんでした。
戻ってから報告しますね😉


産業厚生委員会の行政視察を終え、自宅に戻りました。
この度の視察は、商店街の支援施策についてや観光客誘致・おもてなし事業について、介護保険ボランティアポイントについて・人口減少対策プログラムについて、九州4市を視察するなど少々タイトなスケジュールでした。
観光資源のたくさんある指宿市でも自然資源や観光施設への誘客・受け入れ策について知恵を出しています。
観光客誘致に向けた広域宣伝事業や観光ボランティアによる指宿まるごと観光ガイド会の発足など、行政・民間・市民が一丸となって交流人口策を展開していました。
市の一般会計予算規模は見附市より大きいのですがそのうちの約1%、2億5,000万円が観光事業費だそうです。

霧島市では、介護保険ボランティア・ポイント制度について学ばせていただきました。
制度登録者には「介護保険ボランティア手帳」が配布され、ボランティア活動を行うとポイントが付与されて、たまったポイントによって翌年度の介護保険料の一部を軽減する資金として換金できる仕組みです。
鹿児島県が市町村ガイドラインを策定して、43市町村のうち30の市町村が導入しているそうです。
介護保険料を支払ってもサービスを利用していないお年寄りもいて、保険給付に替わる保険料納付のメリットを創設、また元気なお年寄りのボランティア活動への参加を促し地域内高齢者相互の助け合い活動や世代間交流・高齢者の生きがいづくり・介護予防を推進するという目的で導入されてます。
国の制度で、要支援1・2が介護保険から外されようとしている中、地域包括ケアシステム(地域密着型)の仕組みづくりが大変勉強になりました。

視察の最後に勉強させていただいたのは垂水市の人口減少対策プログラムです。

少子・高齢、人口減少対策は、どこの自治体でも直面する大きな課題です。
人口減少は労働人口の減少であり、自治体の存続にもかかわってきます。
垂水市の施策は、社会基盤の整備(受け皿づくり)や既存住宅の活用・受け皿への誘導と転出入対策、若者層の交流促進・出産しやすい環境づくり・子育てしやすい環境づくりなど、見附市と類似する施策が展開されていましたが、プログラム策定のためにアンケートやヒヤリング調査・人口シュミレーションを行い、庁内20代から40代の職員で作業部会を構成して自由な発想・アイディアを出し合ってもらって本部会議へ提案・審議するなど、市を挙げての取り組み体制を説明していただきました。

人口減少という現代社会が抱える大きな課題を、特効薬はないにしてもどこの自治体も果敢に知恵を絞り、施策への挑戦をしているのだと思います。
各自治体の大いなるチャレンジを学ばせていただいた行政視察でした。

コメント (2)
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