自治体議員フォーラム・・

新潟市で開催された自治体議員フォーラムに参加してきました。
研修会では、この度の大震災により東北電力管内の発電設備の被害状況と、この夏の電力事情についてお話を伺って来ました。
仙台火力発電所・新仙台火力発電所・原町火力発電所といった発電設備の被害状況と配電・送変電設備の被害状況についてもお話をお聞かせいただきました。
未曾有の災害で被害も甚大・・まずはライフラインの復旧のために新潟から技術部門が第一線で復旧作業にあたり、それを後方支援するために事務部門の支援隊を災害発生から30～40分後に200人体制で派遣したとのこと。
早朝に現地に到着し、余りにも悲惨な状態で職員は下を見ずに配電線を見るために上を見るようにとのことでした。人的被害も大きく・・本当にリアリティのあるお話でした。

さて、この夏の電力共有について・・計画停電回避のために、供給電力確保に向けた取り組みについてもお話いただきました。
震災で被災した発電所の早期の復旧に努め、可能な限りの運転再開を目指す。
現時点において高い確度で確保が見込まれる8月の電力需要に対応するための供給力は1,230万ｋＷ程度。昨年並みの猛暑での想定需要電力は・・1,480万ｋＷ。
計画停電を回避するために、一人一人の心がけ。
ピークカット15パーセント。ライフスタイルを見直して節電に心がけたいものです。
大変有意義な研修会でした。

その後の交流懇親会では泉田県知事を初め、たくさんの参加者とご来賓の皆さまと和やかなひと時を過ごさせていただきました。