Shizuko Diary

日々の記録として・・

地域福祉を考える・・・

2008-10-18 23:59:27 | Weblog
10:00~ 発達障がいの1つ自閉症親の会「メロディー」の月例会に参加。
市民交流フェスタの取り組み報告やこれからの活動について話し合いがもたれました。子どもたちはいつも状態が安定しているとは限りません。2学期に入ってパニックまではいかないまでも落ち着かない状態の子どもたちが増えているという話がありました。某小学校の某先生の逝去が子どもたちにフラッシュバックとなって現れているのかもしれないということでした。悲しみを乗り越えて・・ということは発達障がいの子どもたちには無理があるのかも知れません。
時間を掛けて、周りのの大人たちの適切な対応が必要です。
会の運営も人手不足の感があり、特定の人が背負い込んだのでは継続は難しいと思いました。これから子どもの状態を見ながらできることを取り組んでいく・・そして何よりも周囲の理解者(サポーター)を多く作ることが必要です。
人と人とが繋がって、この子らが地域の中で活動できるように無理せず、息永く会の運営ができるように一緒に汗を流していきたいと思っています。

その後、ネーブルへ・・・昼食を頂きながら久しぶりにH部さんの接客を受けました。挨拶・接客、落ち着いていました。1つ1つの経験で喫茶の接客ができています。一般就労は難しいにしても地域の中での活動は可能です。
風来人がその受け皿になってくれていることが何よりも嬉しいことです。
その風来人でNさんと長々とお話をしてきました。

夕方、Aさんから相談の電話をいただく・・・新体系移行で進展が見られない。
家族会は現状維持派が多いようですが、来年度の移行が無理でも23年度までには新体系に移行しなければならない現状がわかっていない。
Aさんの嘆きを聞きながら・・無理せず、まずはご自身の息子さんのことを考えて見ることが必要と助言。いつまでも親が面倒を見ていくことができない、機能強化・就労移行など選べるサービスを構築していかなければ、親が高齢になったときに子どもが成人を迎えても障がいのある人たちは地域の中で活動ができない状態になってしまいます。障害福祉計画見直しの時期をむかえていますので、これから地域にどの様なサービスが必要なのか?支援を受けることで子どもたちが自立していくことができるように法制度を学び、旧態依然とした考えではなく新体系について若いお母さんたちと一緒に学習して行きましょうとお話をしました。

法律は激変緩和や移行措置がありますので、今のままでこの先も同じように行かないことが多いのです。今がよければではなく・・先を見据えて地域の基盤整備をしていかなければなりません。
いろいろな考え方がありますが、当事者にとって不都合な法律は改正してもらわなければなりません←立法府としての国会議員の先生方のお仕事ですが・・・

地域に暮らす皆さんと意見交換しながら、よりよい方向へ。

(今日の画像)
週末、久々に筆を持ちました。
友人が画材として差し入れてくれた「ざくろ」・・に見えますでしょうか??


コメント
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